2007年06月25日

中国の芸術家・建築家 Ai Weiwei 文革を回想

蓬 未未(Ai は 簡体字では 草冠の下に ×のようなのを置く字)
スイスの建築家と 共同で 北京オリンピックスタディアムの構想を作った人。
50歳。

文化大革命の頃 少年時代に 人権侵害が 常に 行われている時に
芸術と文学を発見した。

今 Kassel市で 開かれている Documenta 2007という行事のために
1001人の中国人を 連れてきている。
1001人は 職業・出身地も 様々で、農民や 少数民族の人もあり
大半はドイツへは 初めて。多くの参加者は 初めてパスポートを取った
人で 「夢みたいや、ホンマ とは 思えんわ」と言うている。

Aiさんは 今も 毛沢東語録を覚えている。毛思想が彼の言葉の 構造を
作った。
お父さんは 50年代の終わりに 党が彼を告発するまで 国民的詩人
だった。
Ai は30歳代に パリで芸術を学んだ。
父親の詩は 砂漠の中のダイヤのようだった。実際 彼の一家は ゴビ
砂漠に住んでいた。父は 昼間 公衆便所の掃除をし、夜は虐待の
ための集会に つれていかれた。
誰も Aiさんに 手を差し伸べては くれなかった。教師も級友も。
当時の中国は 単色の国だった。生きることは 苦しみだった。
隠すべき 大事な物は なにもなく、幻想もなく、恋愛のような感情も
なく、ただ 生き延びるという 本能的意思だけが あった。
政治的闘争から 離れ、自分の世界の中を彷徨った。文学・芸術と
いう回り道を 行った。それは 自我を発見するのに 役に立った。
それは たった30年前のことだ。いくつかの社会組織・構造は
変わっていない。多くの真実は 今も 語っては いけないことに
なっている。古い構造は 私達の心に 影響を刻み付けている。
大半の人は 自分で考えることに 慣れていない。私の少年時代の
無力感は 今も 多くの人の中にある。

今 表面的に見ると 私は 成功しているが 私の周りには
今も 砂漠がある。今 中国で 達成できることは 個人的な
ことであり、他人のために 社会のために 達成できることは
ない。
このような矛盾は どの社会にも ある。
昔の中国の哲学的概念に よると 宇宙は 善と悪に 分けることは
できない。人は 優れた存在ではなく、全体の一部に すぎない。
効率は 人の目標では ありえない。
下記サイトから:
http://www.zeit.de/2007/26/Traum-Ai-Weiwei?page=1

★ドイツ語の会が 潰れる直前の 先生 Oliverさんは 
「ドイツ語の記事を 読んで 全部 分かる必要は ない。
全部分かろうと 思わなくていい」
と言うて 短い文を コピーして 持ってきてくれました。
このblogを 書いていると そういう事が 思い出されます。



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