2007年06月18日

賃金を低く抑える方法@中国

疲れ果てて朝 起きられなくて欠勤したら 一ヶ月分の皆勤手当と残業手当が 
支払われない。
その他に 4日分の日当が 罰として 差し引かれる。
その地域の役所は 地域の生活費に基づいて 最低賃金を決められるが
企業は 色々差し引いて 最低賃金よりも 低い賃金を支払うことができる。
たとえば 異議申し立てや欠勤に対して 反則金を 賃金から 引くし、
賃金の支払い停止をすることも できる。
2005年に香港の周辺地域で 一ヶ月生活するのに 800元(約100ドル)必要だった。
(1元は 16円)。一方 平均的月収は 600-700元だった。
社員を拘束するために 雇用の最初の2-3ヶ月の賃金は 遅れて 支払われる。
労働契約は ないから 労働者は 苦情を申し立てられない。
職場を替えると 3ヶ月分の 賃金をなくすことになる。
中国建設省の見積もりに よると 2003年末までに 220億ドルの賃金が
支払われなかった。
社員を拘束する手段として もっとも 好まれるのは 旧正月の前に
賃金を 支払わないということである。そうすれば 新年にまた社員は
戻って来る。
「奇跡の経済成長の犠牲者」第4部
下記サイトから:
http://www.manager-magazin.de/unternehmen/artikel/0,2828,470389-4,00.html



Posted by jtw at 11:54│Comments(0)
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