2010年12月09日

若い女性の人身売買inボスニア

バルカン半島で若い女性が人身売買の犠牲に
なっている。
犠牲者を助けようとする人は危険に曝されている。
ボスニアのMara Radovanovich はLARAと言う
女性支援組織を主宰し、そのような女性に避難所
を提供している。LARAは国際的組織CAREの
支援を受ける。
ボスニアでは良家の12歳の女子生徒も売春させられる。
人身売買業者は 家族を殺すと脅し、少女に売春させる。
あるいは 麻薬漬けにされ、モテルでの乱痴気
騒ぎの中で 性的虐待を受ける少女もいる。
犯罪者は その様子をビデオに撮影し、ネットに
その動画を載せると脅す。

ボスニアでの このような犯罪に「社会の担い手」
と言われる人々が関わっている。例えば 治安大臣が 
人身売買に関わっているのでCARAは 治安省
からの助成金を受けられなくなった。

2005年までは ボスニアでの人身売買の犠牲者は 
東欧からの女性だった。いい仕事があると言って
女性を誘い、ドイツでベビーシッターやレスト
ランでの仕事を させないで、ボスニアのような
バルカン諸国へ拉致し、売春を強いた。
今では ボスニアの国境の入国管理局の職員や
警官が 拉致された女性を同定する訓練を受けて
いるので、ボスニアに入る外国人犠牲者は減って
いる。それに代って、ボスニア国内の未成年女性
を獲得するのが ボスニアの組織犯罪グループ
の傾向になった。

LARAは欧州警察や OSZEのような組織に
支援を受けている。しかしLARAは 黙って
いないと 殺されるという危険な状態で
活動している。
下記サイトから:
http://www.dw-world.de/dw/article/0,,6283772,00.html



Posted by jtw at 21:38│Comments(0)
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