2010年12月03日

反社会的振舞は自然に正常になるわけない(続き)

アメリカで少年支援事業として人気のあったブート
キャンプは 高価であり、そのうえ反社会的振舞を
助長するということを アメリカの調査は示している。
ブートキャンプでは軍隊のように組織された環境で 
青少年は学習するが、出所した後は 何の効果も
残らない。そのうえキャンプ内で他の非行少年と
知り合い さらに非行をすることもある。

ドイツでも 本当に効果のある支援に税金を使う
ようにすべきだ。アメリカで 反社会的振舞をする
子どもや青年のためのプログラムが 役に立って
いるか どうかが 検証された。その結果、
約800のプログラムのうち 八つだけが役に立った
と科学的に証明された。英国、スカンジナビア、
アメリカで うまくいっているプログラムが 
ドイツでも機能しないはずがない。まず予備調査
が必要だ。

ドイツの青少年支援プログラムは 中央で組織
されているのでなく、各市が完全に独立して
行っている。そのうえ、青少年支援の予算を
節約し、同時に より良い支援を提供できると
いう意識を 関係者は持っていない。予備調査を
することさえ 難しい。

非行は社会的費用を増やす。酔っ払ったり 暴力
行為をして 救急外来に来るし、酔っ払い用の
緊急受付の世話になる。精神科に来る非行少年も
いるし、麻薬からの回復支援リハビリを受けなけ
ればならない人もいる。これらには 健保から
多額の金が でている。

アメリカで 効率的な青少年プログラムを実施
したことろ、施設での養育費と精神科の入院費を 
半減できた。
青少年が裁判所の世話にならないように すれば 
司法の費用も減らせる。1日に1人を拘留すると 
約100ユーロかかる。
教育困難な生徒のための支援学校へ送り込む
生徒が減って、普通校に行く生徒が増えれば、
教育費用も節約できる。
学校を中退しないで 卒業する生徒が増えれば 
就職率もよくなり 社会全体にとって 経費の
節約になる。
そして 社会は非行少年を見放していないという
ことを示すことにもなる。

イギリスでは 保健省と 子ども・学校・家庭省が 
共同で MSTの調査のために 数百万ユーロを
用意している。ドイツでも それは可能だろう。

大半の親は 子どもをうまく教育したいと 思って
いるが、どうしていいか 習っていない親もいる。
教育することを人は学習できる。一方、薬物の濫用、
職業教育の市場、労働市場をコントロールする
ことは 難しい。
親は 子どもが非行したことに ついて 罪は
ないけれども、親は諸問題を除去する際に 
つねに中心的な役割を果たす。
(おしまい)
下記サイトから:
http://www.sueddeutsche.de/leben/diskussion-um-jugendgewalt-antisoziales-verhalten-waechst-sich-nicht-aus-1.1016321-2



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