2010年08月05日

ホームレス・サッカー選手権大会inドイツ

路上サッカーのドイツ代表チームを選ぶ大会が 
先週末にハンブルクで開かれた。
ホームレス ワールドカップは 9月にブラジルで
開かれる。ドイツからも8人の選手がリオへ行く。
ハンブルクの歓楽街 レーパーバーンの真ん中に 
22 x16メーターのサッカー場が作られ 投光器に
照らされている。後ろに カジノや劇場がある。
1チームは4人からなり、そのうち一人はゴールキーパー。
観客は約300人。
大会参加チームは 17。
チームを支援するのは ホームレスの家、ホームレス
の集会場、ホームレスの雑誌、相談所だ。
選手の生活は 依存症、孤独、故郷のない生活に 
影響されていたり、過去に影響されたりだった。
回復した人も チームに留まる。

9月のワールドカップに世界中から 400人のホームレス
と対人関係の困難をもつ人々が 56チームのもとに 
参加する。
このワールドカップは 毎年 開かれ、ナイケや
ボーダフォンの寄付で運営される。
8人の選手を選んだのは ハンブルクのKoALAという
団体で、「ドイツ連邦スポーツによる社会参加」が 
この団体に選手の選抜を委託した。

下記サイトに写真のでているMarcel(19歳)は3ヶ月前
にホームレス施設に入り、今は恋人と一緒にアパートに
住んでいる。来週、就職の面接をうける。ホームレス
になる前は 地域リーグでサッカーをしていた。今また
路上サッカーができるようになり、ブラジルへ行く
のを夢見ている。

ヴェルナーは 最年長の選手で カルルスルーエの
新教社会福祉組織の支援で ホームレスを抜け出て 
アパートに住んでいる。その組織のサッカーに今も
来ている。52歳の彼は チームの一員であることを 
大事に思っている。「一人で 何にもしないで 
座っているのは やめたい」からチームに来る。

路上サッカーは4人で できるから すぐチームを
つくれるという利点がある。
下記サイトから:
http://www.zeit.de/gesellschaft/2010-08/wohnungslose-fussball-wm



Posted by jtw at 18:55│Comments(0)
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