2010年03月14日

人身売買業者告発のための証人

人身売買の被害者(娼婦)は法廷で 強制売春に
ついて陳述し 強制売春を告発できる。
強制的に売春させられていた女性の中で 証人と
して法廷に立つために ドイツに長く留まること
のできる人は少なかった。

ナイジェリアのJustineは 欧州へ行けば ウエイト
レスや掃除人として良い稼ぎになると言われて
北ドイツに来たが ドイツに着くとパスポートを
取り上げられ 売春させられることになった。
ついに警察の手入れがあり彼女は逃れたが 前より
良くなったわけでなく、警察は強制送還のために 
彼女を拘留した。
彼女は人身売買業者に復讐しようと決心した。
苦しめた人に対して 証人として言い残したかった。
しかし検察も外国人管理局も 彼女を強制送還する
ことを延期しなかった。

3年前に 人身売買の犠牲者保護は改善され、証人
として必要な期間は 犠牲者は ドイツに留まれる
ことになった。しかし証人としてドイツに留まる人
は実際は極めた少ない。
証人の不足は人身売買を酷くする。EU委員会は
欧州全域で年間約10万人の不法潜入があると
見積もっている。
人身売買業者を もっと逮捕したいなら、犠牲者を
早期に強制送還してはいけないと、強制送還させ
られる人のための組織Kobraの顧問 Stefanie Heyeは
言う。
ハノーファの犯罪学者Christian Pfeifferは この主題
についての研究プロジェクトを始めた。「娼婦の客
に匿名で 電話をかけてもらうことも 役に立つ
だろう。客も娼婦に同情している」と彼女は言う。
下記サイトから:
http://www.sueddeutsche.de/politik/63/505265/text/



Posted by jtw at 20:13│Comments(0)
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