2007年03月10日

アフガニスタンでの危険な国際援助活動

New York大学 国際協力研究センターによると アフガニスタンは 
開発援助者にとって 世界で もっとも危険な場である。
関係者が たいへん多くて、軍事作戦と援助活動との 区別が
土地の人にとって 極めて 難しいのが その危険が 大きい
理由になっている。
3月8日にドイツの開発援助者の一人が 殺された。
去年の5月には 国際援助組織の4人と アメリカの開発援助組織
USAIDの7人が 殺された。
2005年5月には 7人の 国際開発組織の人が 殺された。
2004年には 「国境なき医師団」の5人が 殺された。
援助組織は しばしば 国際的軍事作戦の 結果として その活動を
広げることになり、地元の人に とっては 援助組織も 軍隊と同じく
党派的なものだと 思われる。
アフガニスタン人の 大多数は ドイツ軍を含めて 外国の部隊を
占領軍だと みなしている。そのことから すべての 国際組織への
不満が 生まれる。
援助組織は もともとは 手伝いに来た。しかし アフガニスタンの
安全状況と 人々の生活状況は その後 悪化した。従って
外国からの援助者は 成果のない仕事をしていると 地元の人から
みられている。そして 外国の部隊も 援助者も 国土の 悲惨を 
招いた元凶だと 思われている。
「部外者は 不幸を もたらす」という 印象を 与えている。
ついには 再建計画を 縮小したり、援助の投入を 中止したり
することに なる。

下記サイトから:
http://www.dw-world.de/dw/article/0,2144,2378780,00.html



Posted by jtw at 22:41│Comments(0)
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