2007年02月18日

7年母に閉じこめられていた少女3人

オーストリーのLinzで 53歳の母が 3人の女の子を 7年間 暗い部屋に 閉じこめていた。
7年前 6,10,13歳だった。学校へは 母が 自分で 教えていると 話していた。
元夫には 子どもは 病気だとか 祖母のところに いるとか 言っていた。
母は 世間との接触を 絶ち 家を 荒れるままにしていた。
Zeit紙の 記者が 子ども・青少年を専門にする ウィーンの精神科医 
Max Friedrichに インタビューした:

Zeit: 少女たちの 解放は1年前なのに なぜ今 この事件が 知れ渡ったのか?
医師: 少女たちは 治療施設に 1年前から いる。 弁護士が 公表しないように
頼んだのだ。
Z: メディアでは Kaspar-Hauser 症候群だと 言っているが?
医師: それは 生後6年間 孤立して 生きてきた場合であって、この少女たちは
閉じこめられる前に 土台/基礎の 部分は できているので 良くなる 見込みは
あると思う。

Z:どんな症状が 認められるか?
医師: るいそう病(やせ)に 近い。 暗闇に いたので 皮膚の色は 白く、
光を たいそう恐れる。知的にも 大きな欠陥が ある。6歳で 閉じこめられた
子が もっとも深刻な問題を もっている。
Z: 精神的な 障害は?
医師: 少女たちは お互いに 慰め合い 怒りや 攻撃性を 減らしてきた。
対人関係が 乏しかったので 遊びの規則を 知らないし、人格の発達に
ついて障害を もっている。
Z: 少女たちは 言語を なくして、独自の響きを もつ信号を 使っていたと
聞くが?
医師: 独自の言語を 作った 双子の例も ある。

Z: 別居している父親は 裁判官で 母親も 法律家としての 教育を
受けているのに そういう環境で なぜ こんな ことが 起きたか?
医師:母の 重い精神病が この事件の裏に ある。母が 役所の
介入を 拒否したことも 関係している。

Z:少女は これから 普通の生活に もどれるか?
医師: もし 普通に 生きられるという 希望が ないと 私が 思うなら、
私は 職を 捨てなければ ならない。 おそらく 何か できるはずだ。
平凡な 事だが、少女達は まず 生活をすることを 学ばないと いけない。
つまり 食べること 風呂にはいること、見知らぬ人とつき合うこと を 
学ばないと いけない。
Z: これに似た 例を 知っておられるから 希望が もてると 
言われるのでしょうか?
医師: 似たような 事は どこかで 何度も 起きている。 6年という
長い期間で ないとしても。
私も 12年前に 10歳と 11歳の 男の子と関わった。その母も 子どもを 
閉じこめていた。その子達は 私の 病院に 1年間 入院した。今 二人とも
職人として 働いている。
以上 2月14日の 下記サイトから 要約:
http://www.zeit.de/online/2007/07/schattenkinder

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医師が インタビューの最後の 方で 「治療できると 思うから 医師を
しているのだ」 と言われるのを 読んで 感動しました。



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