2009年08月04日

カントリー歌手ジミー・ロジャースは不滅

Barry Mazorは著書「Meeting Jimmie Rodgers」
で1933年に亡くなったジミーが なぜ今も意義が
あるかを論じる。
この記事は 著者とのインタビュー:

ジミーは生と死、刑務所での生活、鉄道での労働、
肺結核との闘病を歌った。
アメリカのバラエティショーでヨーデルは伝統だったが、彼ほど
ヨーデルを取り入れた歌手はいなかった。
南部への郷土愛は強く、素朴な人々のために歌った。

死後にも カントリー・フォーク・ロックンロールの発展に大きい
影響を与えた。例えば  Elvis, Woody Guthrie,
Hank Snow, Ernest Tubb, Johnny Cash,
Merle Haggard, Bob Dylan.

ジミーは他にも思いがけない影響を与えている。日本人
ヒラノ・トシオは英語をまったく知らなかったのに 
10年かけてジミーの歌を 音節ごとに辿って 
習得した。

死後40年までで 彼の最高の代弁者はアーネスト・タブ
だった。最近の40年での それは マール・ハガードだ。
ボブ・ディランは 自分のファンにジミーの歌を全て
聞くように勧めた。

現在の音楽が どこから生まれ、どういう影響を
受けたいるかを 理解すれば、現在の音楽を 
より良く理解できる。
この本「ジミー・ロジャースに会う。アメリカの草の根の
音楽の英雄が20世紀のポップ音楽をどう変えたか」
は2009年4月にオックスフォード大学出版局から だされた。

下記サイトに動画4本あり:
1. Waiting for a train
2.  T for Texas(1936)
3.  ルイ・アームストロングとの共演
4. マール・ハガードによるジョニー・キャッシュ・ショー

http://sz-magazin.sueddeutsche.de/musikblog/warum-ist-jimmie-rodgers-unsterblich/





Posted by jtw at 07:55│Comments(0)
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