2009年07月27日

企業幹部が社会の困難な場で研修inドイツ

ホームレスの世話をする経営者、薬物依存症の青少年
の面倒をみる取締役など、「立場を取り替える
プロジェクト」で 経営者は全く新しい経験をする。

45歳のバルバラは IT企業の部長。彼女の会社は 
ドイツ最大の保険コンツェルンの一つ ERGOの関連会社で、
彼女は 統計、予算管理をしている。
彼女が上記のプロジェクトで 1週間の実習先に選んだ
のはデュセルドルフのホリゾントというホームレスの相談所だった。
ここに1日100人以上のホームレスやアパートを探す人が
来て、助言を受けたり、飲んだり、食べたり
している。シャワー室も使える。バルバラは この施設
で地位も無く、資格も無しに 何とか認められて 
やっていけるかどうか 試したいし、分から
ないことの多い 人間的な面を知りたいと思った。

マリオは ERGOの研修所の所長で、社内では 
このプロジェクトを担当している。1年に20人までを 
このプロジェクトに参加するよう勧めている。参加者は 
支援を必要としている社会的に弱い人々との 
付き合いを学び、社会的責任を学ぶ。これらは 
日常の経営では 不十分な事柄だ。

このプロジェクトは1994年にスイスで始められた。ドイツ
には2000年に取り入れられた。それ以来 1000人弱
の経営幹部が 障害者の支援、精神病の分野、
ホスピス、薬物依存症者の支援、個々の刑事事件の
執行などで 実習した。

このプロジェクトに参加して、社会参加したり、
責任感を養ったり、新しい企業文化・企業倫理
を作り出す。
1週間の この人格研修に 企業は一人あたり 
2100ユーロと消費税を払う。650ユーロは 研修先に
支払われ、1450ユーロは 地域でプロジェクトを指導
する組織に支払われる。そこからスイスへライセンス料
が払われる。

バルバラは1週間の研修のあと会社に戻り、社員 
一人ひとりが個人的な関心事を持っていると
言うことを考えて社員と付き合いたいと思ったし、
個人的な話しもして 社員の抱える問題に
気付きたいとも 思った。
下記サイトから:
http://www.dw-world.de/dw/article/0,,4503823,00.html



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