2009年05月26日

ロマ(ジプシー)居住区訪問byドイツ学生(昨日の続き)

◎ハンガリー・チーム
南ハンガリーの大学生寮に泊まった。ノルウエーの学生が
そこに4年住んでいる。街路一つ向こうにロマが住んでいるが 
彼はロマとかかわりは なかった。
彼に通訳してもらった。
居住区に約20の小さい部屋がある。通りでAttila(42歳)
と出合った。やせた体と灰色の髪のせいで 年齢よりも
老けて見える。昼下がりなのに 彼は酒の匂いがした。
地区のセンターへ案内してくれた。5年前までは電気も
水道もなかった。その頃に週末には ここでジプシー・ディスコ
があった。EUの金でセンターは改装され、今3家族が
住んでいる。
彼は30年前から この町に住んでいる。学校は中退した。
病気で働けないから 国から月に100ユーロもらっている。
これでは 生きていけないので 近所の人が助けてくれる。
妻は去った。青少年局が13歳の娘を引き取った。
ロマの言葉を話せるか彼に尋ねた。ロマはインドから欧州へ
移動してきたので その言葉は インドの言語と親戚に
違いない。ドイツの学生の一人が ヒンズー語で自己紹介
すると 彼は喜んだ。しかし彼の母語はハンガリー語なので 
ロマ語は 少ししか知らない。
彼は 廃線になった駅の信号小屋に住んでいる。
別れるときに彼は涙を浮かべた。写真を送る約束をした。

◎チェコ・チーム
Josepha(37歳)はピルゼンの中心部にあるロマの家に
住んでいる。チェコには30万人のロマがいる。チェコで最多の
少数民族だ。どの町にもロマはいる。どこでも 同じ偏見が
聞かれる:ロマは社会に寄生する者であって、年金生活者
よりも多くの金を国から受け取り、教育を受けていない。
盗みをする。
Josephaは こういう非難を承知していて、その幾つか
には同意さえする。
いくつもの部屋をノックして やっとドアの開けてくれたのが 
彼女だった。「この娼館については ここに住むジプシーに
責任がある」と彼女は罵った。彼女が娼館というのは 
混乱状態のことを意味している。彼女はドイツ語を話す。
娼館というドイツ語も 学校の頃に習ったのだ。
夫と息子と 兄の息子と一緒に住んでいる。兄は刑務所
にいる。彼女の住まいは きちんとしている。他の住人は
汚くするし、働かないし、と他人を罵る。夫は塗装工をして
いて、彼女は 今 無職。また美容師をして働きたい。
彼女は 子どもたちを学校へ行かせるんのが 大事だと
思っている。子どもは まともな職業に就けるように勉強してほしい。
「すべてのジプシーが私のように考えたら問題は無くなり、
ロマを居住区に入れようということなど 話題にならなく
なるだろう」と彼女は言う。チェコの右派政党はロマ居住区を
設定しようと要求しているのだ。
彼女は差別に腹が立つけれど、他のジプシーに満足して
いない。「一ヶ月したら 引っ越す。今度のアパートはジプシー
だけでなく、普通の人もいるアパート」と言うて 彼女は 
にっこり笑った。「子どもには いつも言うてきかせて
いる。アメリカでは 黒人が弁護士や医者にも なれるんだと」。
下記サイトから:
http://www.spiegel.de/unispiegel/studium/0,1518,625977,00.html




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