2009年05月06日

移民の子12人が写した写真@ベルリン

14枚の写真と文章が伝えるベルリンでの生活。
生徒はパレスチナ、トルコ、レバノン、クロアチア、ロシア出身の親をもつ。
様々な文化の中で 自分の道を求めている。

12人は作家 Anja Tuckermann と Guntram Weberの
指導で文を書き、ある写真家の手ほどきを受け 
周りの人々を写真に写した。
その写真が7月初めまで展示されている。
12人の文を読むと彼らがドイツ人の同じ年齢の子と
ほとんど同じだと いうことが分かる。
ベルリンの「青少年文化文書館」がこのワークショップと
展示の調整役をした。

p.3のサラは書く:
一族150~200人は ばらばらに散らばっている。
ドイツ、ヨルダン、レバノン、パレスチナ、ブルガリア、ロンドン、ドバイ、
スエーデン、デンマーク、アメリカ、アフリカに居る。
祖母は今 ヨルダンに住んでいる。11人の子どもと
56人の孫は皆 元気だ。
祖父はレバノンでイスラエル兵に射殺された。
悲しいことは 一族が一緒に集まることがないことだ。
一族の中には パスポートの無い人もいて 国外へ
出られない。

p.5の生徒は書く:
書き取りの時は つらい。間違いが多い。母に口述して
もらって 書き取りの練習はするけれど、よく成らない。
いつも最低の評価をもらう。
下記サイトから:
http://www.spiegel.de/schulspiegel/leben/0,1518,621642,00.html





Posted by jtw at 09:09│Comments(0)
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