2006年12月23日

「ろう(聾)」の子を育てる親の手記

Daniela Rocci 著、「名無しの物のある世界」の書評:
イタリア語から ドイツ語への翻訳、2006年、142ページ、ミュンヘンのVerlag Antje から出版。

ダニエラ ロシは 心理士・画家・舞台芸術家・ジャーナリスト。 初めての この小説は 
1歳で「ろう」と 診断された息子 アンドレアとの 人間関係を 描く。
母と子の共に 過ごす 世界での 子どもとの関係・子どもの発達が テーマ。
年代順の記述や 事実の列挙でなく 体験と感情に 基礎をおいて 書かれている。
手話を 重視することに 反対する立場を とる。
実直な 主観的記述は 聴覚障害児の 親に 勧められる。
専門家には、障碍を もつ子の 親との つきあう 時に 感情移入に ついて 考え直さないと いけないか どうかを 考えさせる。
本書の 難点は 書名である。「名無しの物のある世界」について 著者は 書いていない。人間関係のある 世界に ついて 書いている。出版社が 受けを 狙って つけたのだろうか?

以上 書評は Hannelore Hartmann. ドイツ聴覚障害児の親と友人の会 連邦連合会 会長。下記の 雑誌の 編集長。
Spektrum Hoeren 2006年 5月号から 要約。

★ イタリア語から 日本語への 翻訳が 出版されるとは 不景気の折から 思いにくいですが 
こういう本も あるという 紹介です。



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