2009年03月26日

子どもの貧困(続き)inドイツ

昨日のカキコミと同じ報告が 別のメディアにでて
いたので その抜粋:

「箱舟」は子ども・青少年のための組織で 
Bernd Siggelkowが ベルリンにつくった。
「箱舟」に通う ベルリンとハンブルクの6-13歳の子ども
(社会的に不利な子ども)について 学校の長期休暇の
間にBielefeld大学の 教育・養護専門家が 一緒に居て、
その子達に質問した。個々の子どもに 大事な場所の
写真をとるように頼んだ。この写真を手がかりに 
専門家たちは 子どもに接することにした。
子どもに どんな物が大事かを尋ねた。それは
「良い生活のリスト」になった。
お金のある子どもは「親に愛されること」を最も重視していた。
二番目に大事なことは 基本的な欲求を満たすこと 
例えば 食べ物があることなどだった。これは貧しい
子どもにとって 最も大事なことだった。
社会的に不利な子どもは 信頼できる大人を必要と
している。いい親に恵まれなかった場合は 特にそうだ。

12歳のタニアは ベトナム出身で、養親の家庭は
愛情に満ちていて タニアは養親から 受け入れられて
いると感じている。学校でも少年センターでも みんなの
中に溶け込んでいる。ただ 住んでいる地区の中に
留まっていて 中心街をほとんど知らない。土曜日は 
養母の食堂を手伝っていて 遊ぶ時間はない。

リナの物質的条件はあまり良くない。片親(母親だけ)
と妹の三人暮らし。母は失業中。しばしば お小遣いは
家族のために使われてしまうが、愛されていて、
守られていると感じている。

大半の子どもは 将来 いい生活が待っていると思っている。
調査対象の子ども200人のうち 誰一人 地域のクラブに
入っていなかった。(ドイツの学校には部活が無く、
地域のクラブに入るらしい)。
誰も金のかかる趣味は持っていない。
多くの家庭は 支えを必要としている。親の代わりに 
信頼できる大人を必要とする子もいる。
タニヤには 新しい刺激が要る。
リナには 負担の軽減が必要だ。
下記サイトから:
http://www.zeit.de/online/2009/13/kinderarmut-studie-arche







Posted by jtw at 14:11│Comments(0)
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