2009年02月11日

チベット情勢は再び極めて暗い

ダライラマは チベットから亡命して50年目にあたり、
ドイツメディア賞を授与された。
ダライラマの欧州での代理人 Kelsang Gyaltenは
ドイチェヴェレのインタビューに答えた:

チベットは事実上 戦時法に支配されている。
大量の軍と警察が投入されている。チベットで何が
起きているか 他の国の人々には伝わっていない。
チベット人は チベット全体が大きい監獄のようだと
感じている。
たいていのチベット人は携帯電話もパソコンも押収
されている。外国に友人や身内のいるチベット人は 
外国にいる友人 身内と連絡をとれない。
チベットでは「愛国教育キャンペーン」がされていて、
僧や尼を非難しないといけない。チベットにいるチベット人は
文化大革命以来 最悪の弾圧を今うけている。
ブッシュ大統領はクリントンよりは チベットについて 
ずっと力のこもった認識をしていた。
ブッシュはダライラマにアメリカ議会で金メダルを授与した。
チベットは欧州と中国の友好的関係に反対している
のではない。ただ 私たちは 自分の価値観と原則を
堅持しなければならない。人権やチベット問題を中国
との友好関係のために犠牲にすることは 許されない。
EUとドイツは 対中国政策を明確に追求し、チベットと
中国が本当の対話ができる状況をもたらす 
ことが 望まれる。
ダライラマと中国政府との対話は2002年から前進して
いない。政策は実質的・長期的なもので なければ
ならない。ただ 人権について声明を発表する
だけでないけない。
下記サイトから:
http://www.dw-world.de/dw/article/0,,4016843,00.html

★象の逆立ちについての裁判などを 読む方に 
関心が向きがちで、硬い記事も読まないと 
惚けが進行しそうに思われて こういうのも読みます。



Posted by jtw at 12:03│Comments(0)
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