2009年02月08日

ウツの若者ふえる@ドイツ

スポーツ好きで友達もいたのに、フェビアン(20歳)は 
やる気がなくなり、何かしようとしても 何にも
できなくなった。朝 起きられないのが一番つらかった。
ウツと診断され、回復への困難な道が見え始めた。
3ヶ月前までは 自分に何が起きているのか 
分からなかった。
ボーフムの職業専門学校で 卒業試験を目指している。

もともと いい生徒で、薬学を専攻しようと思っていた
のに、12年生の時に すべてに興味が無くなった。
将来は灰色に思えた。一日中ぐあい悪く、試験も
欠席した。ずる休みでなく、どうしても学校へ行けなかった。
今やっと病気だと分かった。
2000年から2006年の間に重いウツの患者は倍に
なった。15~25歳のウツの人は約1万人 病院に
来ている。軽い患者は 数え切れない。
ウツは 生活に大きな変化が起きた時に 急性の
症状を呈する。おとなになる時期が その時期の
一つだ。自立してやっていくのを 学習しないと 
いけないので それは大きなストレスになる。

ウツになると学校や職場を長く休むので 状況は
よけいに悪くなる。早期に援助を受け、治療を
始めると 苦しむ期間は短くなり、回復の見通しも良くなる。

ファビアンの場合は お母さんが医者に連れて
いってくれた。一人では なかなか医者に行かない
ので 誰かが手を貸すというのが大事だ。

薬を飲むと やる気の無さは 減る。治療士の援助で 
他のことも やりとげないと いけない。
病気の原因は ファビアンにも 分からない。
下記サイトから:
http://www.spiegel.de/schulspiegel/wissen/0,1518,592361,00.html



Posted by jtw at 07:12│Comments(0)
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