2008年10月15日

トルコの女性作家

トルコの作家は苦労している。特に女性作家は苦労が多い。
トルコの文学における女性の役割について二人の作家が語る:
イスタンブールの芸術家区域にSebnem Isiguezel(35歳)は住む。
トルコは抑圧された歴史があり、政治的に不安定だ。世俗の
世界と宗教との間の矛盾、後進地と大都市との落差を
分析するのは 力の要る仕事だ。
彼女の作品の初めてのドイツ語訳は まもなく出版される。
民主主義が やっと ゆっくり根を下ろしているトルコでも、
不平等と差別を女性は経験する。
彼女の古里は父権制の社会で、女の子は学校へ
行かせてもらえない。しかし こういう伝統の中でも 
トルコの女性は強い意志をもち 希望を奪われない
ようにしている。

このような信条は Fatma Barbarosoglu(46歳)の
文学の特徴でもある。
彼女は自己意識を持つ、宗教的なトルコ女性を描く。
9月11日以後 イスラム教は疑いの目で見られているが
違う人、知らない人に対して そんなに 恐れるのは 
何故なのか を 考える方が もっと大事だ。

Barbarusogluと Isiguezelはトルコで成功した作家で
あるけれど 作家だけで食べていけないので、
二人ともジャーナリストとして働いている。

トルコの出版者 Ilknur Oezdemirは かつてGrassと
Walserをトルコ語に翻訳した。
トルコでは よく売れる本は発売2日後に海賊版が
半値ででたりする。ドイツのように初版で5万冊だす
ことなど考えられない。上記の二人の作家の本も
初版は1万部だ。
下記サイトから:
http://www.dw-world.de/dw/article/0,2144,3707621,00.html



Posted by jtw at 14:30│Comments(0)
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