2008年09月22日

貧しい人への給食サービスinドイツ

「食卓」Tafelnという組織は困っている人に15年間
食べ物を提供してきた。
しかし 食品とガソリンの値上がりで 助ける組織が 
助けてもらわないと やっていけなくなった。
Tafelnの原則は 「食べ物の余っている人が 
食べ物の無い人にあげる」というものだ。
大きい台所やホテル、スーパーの余り物を困っている人に
運ぶのは ハンブルク、ベルリン、ミュンヘンのボランティア。
ドイツ全土に800の組織がある。約32000人のボランティアが
運転手、運転助手をしたり 台所や管理の仕事をしている。
今年の末に食事の必要な人は百万人になる。そのうち
1/4は子どもで、その親は学校や給食の費用を払えない。

Tafelnのサービスを受ける人が増えた理由は食品の
値段が高くなったこと。牛乳もパンも値上がりした。
そのために 失業保険受給者、年金の少ない人、
アルバイトの人は やっていけなくなっている。

サービスの受取人は増えているのに、食品の提供は
減っている。スーパーは賞味期限切れ寸前の食品は 
安売りして Tafelnに回せなくなった。

Kiel市のTafelnは一日に 約9件の援助依頼を受ける。
その多くは 年金の少ない人や 子持ちの一人親だ。

シュレースビッヒホルシュタイン州の幾つかのTafelnは交換市を
開いて お互いに 入手した食品を融通している。
大きな祭があったりすれば 売れ残る食品がでるのだ。
そのために30人の運転手が長距離を走っている。
しかしガソリンの値上がりで これもシンドイ。
下記サイトから:
http://www.zeit.de/online/2008/39/tafeln-lebensmittel



Posted by jtw at 14:05│Comments(0)
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