2008年02月05日

マリフアナ・ハシシュ/ドイツでの治療

マリフアナとハシシは ドイツでもっとも好まれている違法麻薬。

(ハシシはインド大麻の樹脂を固めて作ったもので 
若葉を乾燥させたマリフアナよりも はるかに強烈。
この両方をあわせてカンナビスと言うらしい~blog管理人の注釈)

カンナビスは かつて無害だと考えられていたが、今では 
大量に吸うと 青少年は大事な発達の段階を逃し 依存症に
なるということが 研究の結果分かっている。

Stefanは11年麻薬をやってきて、ついに止める決心をした。
8歳で煙草を吸い 10歳でマリフアナを吸った。それから月に
一度 ハシシュを吸うようになり、そのうちに毎日 吸うようになった。

アルコールの場合と同様に ハシシの消費者の一部は 
大きい障害を受け 依存性を増していくということも ここ
数年の間に 研究者は知った。

カンナビスを吸うことが 記憶力と集中力に長期的な
影響を及ぼすということも 分かっている。
カンナビスは 長い間 その危険性が軽視されてきた。
大麻のいくつかの種類は品種改良され 30-40年前と比べて 
含まれるTHCという麻薬物質は少なくとも3倍になっている。
Hamburg-Eppendorf大学病院の 子ども青少年麻薬センター
の所長Rainer Thomasiusuは カンナビスは若い脳にとって
悪いと言う。ハシシを吸い始める年齢は低下している。1993年に
青少年の半分は17.5歳でマリフアナ入り煙草を吸い始め、
2005年では 16歳からになった。

カンナビスを吸う人の5-10%は問題を起こし、
4-7%は依存症になる。
今では麻薬をする人の脳内で何が起きているかが
把握されている。THCという麻薬物質が知覚/運動障害を
引き起こすだけでなく、長期的には 脳内の報酬システムを
操作するということが分かっている。

ドレスデン工科大学は家族と接触しない治療を 16歳以上の
カンナビス依存症の人に提供する。少年を親なしで 一人
きりで治療することが重要であると Hans-Ulrich Wittchenは
言う。週に2回の治療により患者はカンナビスを止める方向へむかう。
親との関係が麻薬依存への 分かれ道に 存在するようだ。
過保護に生きてきて自信を持てなかったり、逆に 暴力や
性的虐待のために 感情的な親しさを家庭内で持てなかったり
することが 人を麻薬へ向かわせることもある。
治療によって麻薬依存を直すだけでなく、自分には価値が
あるということや、自分にも何か達成できるということを 
知らなければならない。

ハノーファの治療所の所長 Christopf Moellerと
そのグループは どういう理由で治療を受けに来たかという質問を 
した。2/3は鬱で 1/3は神経症のために来たと 答え、
他の人との接触を受け入れるのは怖くて来たと答えた。
このような人はカンナビスで不安を紛らわし、鬱の症状を軽くしている。

パーティ麻薬はカンナビスよりもはるかに危険だ。これは
Ecstacyと同様に1回使うだけで 命に関わることがあるし、
CrystalやPepのようなアムフェタミンのように あるいは 
コカインのように すぐに依存症を引き起こす。
下記サイトから:
http://www.stern.de/wissenschaft/mensch/:Sucht-Serie-Weiche-Drogen%2C-Folgen/609658.html
="http://img01.ikora.tv/usr/djginkishu/freeBurma%20candle-s.jpg" width="100" alt="" />



Posted by jtw at 15:34│Comments(0)
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