2012年10月30日

大学書林「ドイツ語小辞典」

1967年第一版。手元にあるのは1968年頃に買った。
定価500円。当時の月給は2万円くらいだったから500円は高い。
独和辞典は その後 色々 出版されたので 古いのは 
その都度 捨て、当時の辞書で残っているのは これだけです。
この間、大学書林のホームページを見ていて この辞書がまだ
売られているということを知りました。HPには「改訂版」と書いて
ないから 50年近くもそのまま??
表紙はビニールでなく、厚紙でした。表紙は破れたので 財布の
革を使って 表紙を張り替えました。
昔は バラバラになりそうな辞書の背中に ガーゼを貼り付け、
別の表紙をつけるという製本修復術が伝承されていました。
今は次々に改訂版が出るから そんな唐傘の張替えのような
技術は 忘れられた。
編者 妹尾泰然 先生の巻頭言に 他の辞書についてコメントし、
「genannt(上述の)を求めるのに nennenの項を引かねば
ならぬということは 編纂者の独りよがりで、利用者の多数が
今からドイツ語を学ぶ初心者であることを忘れていると
いえよう」とあります。
ところが、この辞書でgenanntを引くと「nennenを見よ」という
指示があり、次にnennnenを引いて 訳語をみてもgenanntが
(上述の)だという意味だとは 分からない。
昔の辞書の巻頭言は楽しい。
★シロウトが見ても 所々に おかしな訳語もありますが、
小型なのと 活字が読みやすいのとで、出先で使ったり
しています。
小さい辞書としてデイリーコンサイス独和の方が はるかに
信頼性が高いですが、字が小さくて 高齢者にはシンドイ。
パートを雇い、大きい辞書をみながら 語義を見直す
作業をするのは 不景気の折柄 実行しにくいでしょうが、
最小限の改訂、語義の見直しだけを 大学書林さん、
していただけたら有難いです。
私は 変な語義は消して、自分で適切と思える語義を
書き加えて使っています。 


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