2007年08月14日

アンコールワットの周りのジャングルに首都の廃墟を発見

アンコールワットの周辺の集落を 徒歩で調査し、飛行機や衛星をも
使って調べた結果、滅亡した構造物を 広い範囲に発見した。
工業発生以前では おそらく 世界最大の都市だったと考えられる。
アンコールというと アンコールワットを思い浮かべる人が 多いが、
実際は複雑に組み合わされた都市のネットワークだった ことが分かった。
戦争のために 人々が アンコールのどこで どう生活していたか 
知ることが できなかった。
シドニー大学のDamian Evansと 彼のチームは 90年代の 
恐怖政治が 終わってから 調査を始めた。
アンコールワットのある地域は 1000平方キロ以上の平野をもつ
都市だった。
ニューヨーク市は焼く1200平方キロ、ベルリンは900平方キロである。
「大アンコールワットproject(GAP)」はオーストラリア・カンボジア・
フランスの学者から成っている。今 9世紀から16世紀の間の
アンコールが 水の都であったという仮設に取り組んでいる。
フランスの学者Bernard-Phillippe Groslier によると、アンコールは 
複雑な灌漑システムのお陰で 100万人以上の人口を支えることができた。
河・運河・人造湖から成る 灌漑システムにより クメール人は 
1年に何回も 稲を収穫できた。それが 生み出す富は 
アンコールワットの寺院建築にも使われた。
GAPの研究者は 超軽量飛行機や NASAのレーダー衛星を使って 
測量した結果 1000の人造湖と 少なくとも74の 知られていなかった
寺院を発見できた。
しかし この都市は あまりにも 環境を酷使・搾取したので
 脆弱な体質をもつことになった:田を作るのに 広い森が切り開かれ 
上流地域の土地は 疲弊し 侵食され 人口だけが増えていった。
自然災害が 多発し 戦争を 引き起こすことにも なった。
今後 調査隊は 発掘・花粉分析を して 調査を進める。
下記サイトから:
http://www.spiegel.de/wissenschaft/mensch/0,1518,499650,00.html



Posted by jtw at 14:35│Comments(0)
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