2011年01月08日

元児童施設入所者・ドイツ国会前でデモ

2010年4月15日発:
(1年近く前の記事です)
元児童施設入所者250人は 昔うけた暴力と性的虐待を
糾弾するデモをベルリンで行い、賠償と謝罪を要求した。

アンゲリーカは家庭をもつということが分からない。
彼女は生まれてから 施設で過ごした。その後、
青少年局、施設、里母の間を行ったり来たりした。
辛い経験をしたから 情緒が安定したことはなかった。
結婚は挫折した。今、失業している。一度は自殺を
試みた。彼女に降りかかった犯罪的行為を 施設が
誤りだったとして、認めたことは 今まで なかった。
施設に謝罪を求めるために 彼女はオフェンブルク
からベルリンまで普通列車で 10時間半かけて
旅した。特急に乗る金はない。
彼女が 社会に向かって訴えようと思ったのは 
初めてだった。彼女のもつノボリには「文書を
公開せよ」「私達は語る」と書かれていた。
一行は 連邦議会を通り過ぎ、ブランデンブルク門
の前で謝罪と賠償を要求した。

Giordano-Brono財団の広報担当者であり、デモの
組織者の一人である Schmidt-Salomon 博士は
言う:施設を支配していたのは「陰鬱な教育学」
と彼が名付けた様式である。当時の施設の標語
(モットー)は躾と規律だった。しかし それは
実際には 体罰と従属関係だった。

多くの施設入所者は 生きる基礎としての情緒を
奪われた。ただ生き延びただけだった。
このテーマは長い間、政治的に無視されてきた。
エリートの学校でスキャンダルが告発され、初めて 
施設の子どもの訴えに耳を貸す人が現れた。
「国が監視義務を認識していなかった」と
Schmidt-Salomon博士は言う。

Peter Henselder(59歳)もデモに参加した。彼の
着ていたTシャツには 少年の尻を殴る尼僧が
描かれていた。彼は生まれてから18歳まで 
ケルンの孤児院にいた。その時に得たものは 
深い外傷跡である。
彼は神父の一人から 性的虐待を受けた。修道女から
は 神父がそんなことをする はずがないと言って 
殴られた。彼は嘘を言ったと告白することになった。
「今も多くの元入所者は 恐怖感をもっている」
と彼は言う。
★下記サイトから:
シュピーゲル誌に出た この主題についてに記事の
一覧も 下記サイトにあります。
http://www.spiegel.de/panorama/gesellschaft/0,1518,689262,00.html



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