2010年11月06日

今の葬式inドイツ・少人数で色とりどりで安い

棺に手描きで絵を描いたり、葬式の合間に踊ったり、
ウェブサイトに墓銘を置いたりする人もある。
ドイツの葬式文化は 変わった。
ケルンの近郊にいるFritz Rothは4年前、初めての 
個人営業の骨壷墓地を創業した。
公共墓地や教会の墓地でない墓地への需要は 
ドイツで大きくなった。
葬儀屋にすべてを任せるのでなく、Roth の葬儀社の
客は 個人的に喪に服す時間と空間が与えられている。
棺を棺台に 乗せておくのは 普通、4~5日間だが 
Roshの葬儀では2週間 乗せておいていい。棺と
骨壷は 色とりどりに塗られていい。葬式の間に 
ポップ音楽を流してもいいし、踊ってもいい。
今、葬儀社の間に 彼のやり方が広まっている。

ドイツには約5000の葬儀社があり、約3500社は 
ドイツ葬儀社協会に入っている。消費者の組織も
できた。

ドイツでの葬式の半分は 火葬になった。
約100の散骨用森があり、死者の灰が 匿名のまま 
木の根元に撒かれる。

ハンブルクやベルリンでは 40%以上が 無名の
まま埋葬される。
ケースワーカーが 死者の身内に伝えられない例も 
増えている。死者は できるだけ安い経費で 
埋葬されることになる。

私営墓地の経営者は 困難をかかえている。という
のは 広い場所の要らない 骨壷埋葬をする人が
増え、広い墓地が 買い手も借り手もない荒地に
なっている。

Rothの経営する骨壷墓地の 一つ一つは インター
ネットに仮想墓地を持つ。チャットルームに
訪問者が招かれ、ネットに故人についての話しが 
書き残される。
下記サイトから: 
http://www.dw-world.de/dw/article/0,,6140174,00.html



Posted by jtw at 15:42│Comments(0)
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