2010年10月11日

ゲイへの憎悪inアメリカ

ゲイの高校生や大学生は囲まれて攻撃を受け、
ゲイ酒場に出入する人は殴られ、アメリカのゲイの
世界は 強い向かい風を受けている。
Stonewall Inn は世界でもっとも有名なゲイバーだ。
クリストファ通りにある このバーで1969年にアメリカ
のゲイ運動が生まれた。このバーでも 二人のゲイが
二人組に殴られ、流血の乱闘になった。
過去4週間に 少なくとも10人の アメリカの
ゲイのティーンエイジャが自殺した。
自殺者の中でClementi(18歳)の事件は 特に多くの
人を悲しませた。ラトガース大学の同僚の学生2人が
Clementiが少年とセックスしているところを撮影し、
ビデオをネットに曝した。彼はフェイスブックに
遺書を残し、橋の上から 65メーター下の
ハドソン川に飛び込んだ。

HRW(人権監視組織)は2001年から アメリカの
ゲイとレズビアンの生徒の厳しい境遇について
記録をとっている。HRWによると、女の子と
男の子は どういう風に歩き、話し、どんな服を
着て, どう考え 感じるかなどについての規則に 
基づいて偏見がつくられる。
ゲイやレズビアンの会に入っている生徒は多い
けれど、上記の固定観念は 今も変わっていない。

共和党の方向を決めている ティーパーティ運動も 
同性愛者を見張っている。
モルモン教の指導者も 同性愛を「人の威厳を
損なう病的嗜好」だと非難している。
オバマ大統領は 選挙運動では 差別を廃止し、
同性愛への憎悪に対して法的に闘うとしていたが、
議会では 実現していない。

一方、ティーンエイジャの自殺が続発した結果、
全国的に 同性愛者への差別に反対する運動が
起きている。
高校生が出演するテレビのヒット・ショーで 
高校生のスターが「毎日、囲まれて攻撃されるのは 
どういうものか 分かった」とと述べた。
下記サイトから:
http://www.spiegel.de/panorama/gesellschaft/0,1518,722043,00.html



Posted by jtw at 21:24│Comments(0)
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