2010年05月13日

ドイツの卓越した社会事業支援者に子どもが質問する

Dietmar Hoppは欧州最大のソフトウェア製造会社SAPの
創業者。そして児童、青少年のために数百万ユーロを
投資している。
(日本財団の笹川さんのような)この御方が70歳に
なった日に 彼の「実社会へのホイッスッル」協会
から支援をうけている5人の子どもがインタビューした:

マリオ(17歳): 人はどうやったら善人になるの
でしょうか。
ホップ:間違った道に入った人の多くは 不運でも 
あった。そういう人は ちゃんと発達していくのを
妨げる 生活環境に生まれた。人は人を手伝うことを 
通して善人になる。

ヨシュア(11歳): 人を手伝う気持ちをもつことは 
なぜ大事ですか。
ホップ:そういう気持ちは社会を支える柱のような
ものだ。利己主義だけでは 社会は成り立たない。人を
手伝おうという気持ちは 社会を平等にする、調整する。
経済的に恵まれない人も 社会を共に分かち合うことが 
できないといけない。

リア(13歳):どうやって お金持ちになったのですか。
ホップ:運がよかった。いい時に いいパートナーと
一緒に いい考えを実行に移すことができた。ソフト
ウェアは昔、まったく新しい分野だった。

ロイ(14歳):大金持ちになると 幸せになりますか。
ホップ:まぁ不幸にも ならないだろう。人々のうちの
半分くらいは どうやって生活をしていこうかと
心配しなければ ならないのも 確かなので 金の
心配のないことは 有り難いと思う。

セヴダ(10歳)友達は多いですか。
ホップ:私がうまく いっているから 人は近づいて
くるのだと 思う人もいるけれど、この歳になっても 
少年の頃や 大学の頃の友達が まだいる。

ヨシュア:子どもの頃、誰を手本にしていましたか。
ホップ:10代では Fritz Walterというサッカー選手
だった。今は この世を良くしようと思っている
人達を手本にしたい。

マリス:「実社会へのホイッスル」協会は ホップ
さんがサッカーファンだから そういう名前に
したのですか。
ホップ:協会は 私の財団の青少年活動を調整する
公益法人です。子どもを スポーツの面でも 学校の
勉強の面でも 支援しています。そして 社会で生きて
いける能力を獲得し、職業に入る準備ができるように
しています。
立場の違う子ども達を統合し、受け入れる社会にする
ことも大事です。移民してきた人の子どもや 社会的に
困難な立場の子ども、車椅子の子どもも支援しています。

ロイ:子どもを支援することに なぜ喜びを
感じるのですか。
ホップ:子どもは 私達の未来です。青少年を支援して 
将来の見通しを与えることが 私にとって重要です。
薬物依存、アルコール依存など 色々な病的依存があり、
多くの危険が待ち構えています。だから そういう
危険な状態に入り込まないように 別の選択肢を
提供するプログラムが ホントに大事です。
下記サイトから:
http://www.bild.de/BILD/politik/wirtschaft/2010/04/26/dietmar-hopp-sap/fuenf-kinder-fragen-deutschlands-wichtigsten-goenner.html



Posted by jtw at 17:37│Comments(0)
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