2010年05月02日

トーゴ独立50周年・アフリカの小さい国の大きい苦しみ

トーゴは西アフリカ、ガーナの東。その東はベナン、
北はブルキナファソ。
首都ロメは大西洋に面する。(探すのに ナンギする)
トーゴはドイツの「模範的植民地」だった。第一次世界
大戦の後、フランス領になった。今年、トーゴは
独立50年になる。しかし そもそも50周年に 祝う
ことがあると 思っている人は少ない。
国民の百人のうち まともな職業を持っているのは2人
しかいない。こう成り果てたのは 植民地としての
歴史と 国家を破滅に導いてきた政治のせいである。
Kwassivi Francis Amegan 教授は 数十年、トーゴ
国立文書館でトーゴの歴史を研究してきた。彼は 
1960年4月27日 独立の日を 今も思い出す。
独立して3年後、希望の星だった初代大統領 Olympio 
は殺され、独裁者 Gnassingbe Eyademaが跡を継ぎ、
トーゴを警察国家にした。
2005年に彼は死に、息子の Faure Gnassingbeが不正
選挙により 大統領になった。これに抗議した市民に
軍が発砲し 500人以上が死んだ。
世襲君主制である。
2010年3月4日にまた選挙があり、大統領を支持する
政党が勝った。これについても5年前の選挙と同じ
不正選挙だという抗議がされている。
前と同じ 流血の惨事がおきることを心配する人は多い。
1960年の独立以来、トーゴに民主的選挙はない。
下記サイトから:
http://www.dw-world.de/dw/article/0,,5524607,00.html



Posted by jtw at 19:52│Comments(0)
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