2010年03月23日

エイズ孤児は生きるinケニア

サハラ以南のアフリカに1200万人のエイズ孤児がいる。
片親か両親を亡くした子だ。
David(18歳)は祖父の元で農業をしながら、小学校の
臨時教師もしている。
朝5時まだ暗い時に畑仕事を始める。鋤と牛は両親が
遺してくれた片身だ。両親は彼が4歳のときに
エイズで死んだ。
祖父は彼に10年前から農業を教えた。妹が二人いる。
妹に教育を受けさせるのも彼の責任だ。教育を受ける
には金がかかる。
7時に日が昇り、Davidは畑仕事を終え、体を洗って 
村の小学校の臨時教師の仕事にでかける。長い道のり
を歩いて学校まで行く間に 夢や目標を考える。
医学を学びたい。もし子どもを持つ親を救えたら 
自分のような苦しみを子どもがしなくて済むから。
Davidは両親を亡くしたが 祖父母が生きていて
くれて幸運だった。祖父母は歳とって 弱っているが 
それでも大事な心の支えだ。
小学校の授業は朝9時から午後4時まで。子どもたちは
Davidに 共感と尊敬の気持ちをもっている。親の
ない子にとって、彼は立派な手本だ。
月給は20ユーロだけれど 子どもと生きる希望を
共にするという気持ちが 教える動機になっている。
授業で エイズやHIVについての誤解について話す
ことがある。エイズは祟、呪いであって、HIV感染者は 
社会の規則に反することをしたのだと 信じて
いる人もいる。
授業のあと 少なくても2時間、牛の群れの世話を
する。趣味も余暇もない。しかしインタビューの
最後に 恋人がいると 打ち明けてくれた。小学校の
ときからの付き合いで、経験を分かち合って
きた、と微笑んで言ってくれた。
下記サイトから:
http://www.dw-world.de/dw/article/0,,5377737,00.html



Posted by jtw at 13:52│Comments(0)
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