2009年12月08日

保育所へ行く子はギムナージウムに進学する機会が増える

社会的に不利な状況にある子どもにとって保育所へ行くと 後でご利益がある。
移民の子で保育所に行く子は55%も高い進学率になる。
基幹学校を出た親をもつ子は進学率が2倍になる。
「ドイツにおける早期幼児教育の国民経済的効用」というこの調査は 保育所教育の改善が 公平な教育システムにとって重要で有効であることを示す。
保育所に通った子は そうでない子と比べ、高い教育をうける機会が約40%高くなる。
ギムナージウムを卒業すると もっと高い生涯所得を得られる。すなわち 社会保険についての雇用主の負担分を入れて 21000ユーロ以上の余分の所得が受けられる。一人の子を約15ヶ月保育所で教育する経費は 約8000ユーロ。従って 子ども一人当たり13000ユーロ以上の正味利益がある。そのうえ、子どもが保育所に行っている間、親は働きにいける。これも国民経済的効用だ。

連邦政府が計画している扶養手当は これとは逆に 社会的に弱い家庭の子を保育所にやらないようにすることを促すことになる。ノルウェーでは 所得の少ない 教育水準の低い移民家庭や母親が 教育手当を要求している。このような手当は 教育政治的に愚行である。
下記サイトから:
http://www.tagesschau.de/inland/krippenkinder100.html




Posted by jtw at 15:58│Comments(0)
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