2009年09月23日

多言語使用についてのプロジェクト「国境なき言語」

イタリアのトリノ、大阪、スロバキアの首都Bratislavaなど 
世界中のゲーテ協会で「複数の言語を使うこと」
についてのプロジェクトがあり、集会が開かれている。

Harry Herler(66歳)はパプアニューギニアから来て
、ベルリンで「南洋のメルヘンのドキュメンタリー」と言う
芝居を上演した。世界で100人以下しか話す人の
いない ドイツ語系のクレオール語「ウンザー・ドイチ」
を この芝居で彼は話す。
これは ドイツ語を基礎にした唯一のクレオール
言語で、19世紀の植民地時代に生まれ、今 
パプアニューギニアで話されている約800語のうちの一つ。
この上演は「国境なき言語」という30のプロジェクト
の中に入っている。

言語学者 Craig Alan Volkerさんは ウンザードイチと
多言語を話すことについて報告した。彼によると、
移民の最初の世代は少なくとも3語を話した。
4~5言語を話す人もいた。最初の世代は ウンザードイチ
の他に 高地ドイツ語(ドイツの共通語)を話し、
次の世代は英語とピジン英語(トクピジン)
を話した。多言語についての このような柔軟な
考え方は欧州には あまりない。

ニューデリーのドイツ学の教授Anil Bhattiは言う:
「インドの経験では 多言語の使用は利点がある。
しかし欧州では 多言語の使用は バベルの塔を
連想させる呪いだと思われているようだ」

Leonard OrbanはEUの多言語についての委員で
あり、国境なき言語」の後援者である。

「欧州言語テスト者協会(ALTE)」のPiet van Avermaet
は多言語利用について EU加盟国に二重道徳が
あると嘆く。すなわち 公共の言語について多言語
使用を支持するが、日常の言葉については 
そうではないのだ。

人種融合と多言語の利用の相互作用については 
欧州で多くのことが 起きている。一方、経済面
では 母語と外国語の能力が充分に活用されて
はいない。
EUの委託調査によると 2006年に欧州の中小企業
は 外国語能力が不十分なために 少なくとも
945000の注文を逃している。
Jena大学のJuergen Bolten教授は 企業にたいして 
従業員に外国語を習うように刺激を与えるシステムを
提唱している。多言語を習う従業員には 外国語
習得について評価点を与えることを提言している。
下記サイトから:
http://www.dw-world.de/dw/article/0,,4702837,00.html




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