2009年09月17日

最後の家は檻・香港の貧しい人の住宅事情

Chingは朝 仕事から帰る。3人の娘は学校へ行き、
Chingの寝る場所が空く。交代で寝る。5人家族は
4平方メーターの板仕切り部屋に住む。2段ベッドと
少しの衣服と扇風機とプラスチックの食器少しが 
一家の財産だ。
55歳の彼は「豊かな都市で貧乏なのは つらい」
と言う。
香港では13万人が板仕切り部屋や檻に住む。
「檻」は金属製で カプセル ホテルの
カプセルでなくて、檻になっていて 防犯機能を
持つものだと思えばいい(下記サイトに写真あり)。
アパート代は高いので 貧しい人は 仕切り部屋か
金属製檻に住む。檻は寝る場所であり、僅かな
家財道具を守る。
800万の人口のうち、約130万人は貧困境界以下
の生活をしている。貧しい人は月に453ユーロで
生活する。牛乳1リットルは4ユーロする。(日本
の牛乳1パック200円として月に23000円ほど)
檻に住む人の中には 子どもも2万人いる。
そういう部屋には 窓もエアコンもない。10月
の今で35度、湿度90%だ。
Chingのアパートに12人が賃借りしている。部屋の
隅に木造の檻があり、それも1人が借りている。
その近くのアパートには2平方メーターに一つの
檻が置かれている。2段の檻の上段は安い。寝る
ことはできるが、座るだけの高さがないから。
上段に寝ている老人は言う:「歳をとって、
働けない。人生の終わりに こうなるとは 
思わなかった」
老人は 米の袋、懐中電灯、魚の缶詰二つ、
皿1枚を檻に入れている。

仕切り部屋に ねずみ、ゴキブリ、南京虫が
出る。子どもには特に悪い。
20人以上が一つのトイレを使っている。
それでも 仕切り部屋の需要は多い。中国大陸
から労働者が香港に流入している。檻の1/5は
大陸からの新入りの人だ。ここに集まるのは、
トイレ掃除のおばさん、元受刑者、貧困老人、
薬物・アルコール依存症者だ。

ずるいアパート所有者は 一部屋を一家族に貸す
のでなく、檻を部屋に いくつも置いて 檻 
単位で貸す。

今年第1四半期の香港の国民総生産は7.8%減った。
第2四半期に さらに3.8%減った。
不景気なので 安い宿の需要は増えている。
公営住宅は実際には ない。
2004年に1平方メーターの檻は 月に約36ユーロだった
のに 今は54ユーロに値上がりしている。
スタンレー浜にある豪華マンションと比べて 
平方メーター当たり数十円 安いだけだ。
下記サイトから:
http://www.faz.net/s/Rub0E9EEF84AC1E4A389A8DC6C23161FE44/Doc~ECE624D14B870458DAFCC2DC0EB2BEA76~ATpl~Ecommon~Scontent.html



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