2009年09月01日

人として威厳を持って死ぬ@ホスピスinコロラド

下記サイトに写真10枚とその説明。

写真1. 一人で死を待つのは悪夢だ。しかし 
それがアメリカやドイツの老人ホームや介護施設での
現実だ。独米の違いは アメリカでは 法律による
健康保険がなく、市民は自分で責任を負わねば
ならない と言う点にある。
コロラド州の「使徒ヨハネ・ホスピス」では そうではない。
「人生の日々のすべての瞬間は 生きる価値
がある」と言うのが このホスピスの標語だ。

2. Lakewoodにある この公益ホスピスは1977年に
設立され、今までに3万人以上の患者を受け入れた。
死を待つ人は 金を持っていようと いなかろうと、
受け入れ 介護される。個人からの寄付と財団
からの援助によって運営資金の一部は 
まかなわれる。

3. 経費の大半は「メディケア」という年金生活者
のための 一種の公的健康保険で 負担される。
この健保の保険料もたいへん高いので 多くの人は
負担できない。
4.これと比べ 「メディケイド」はドイツの社会扶助
に似ている。アメリカ人は 他に頼るところが 
なくなると これを利用することになる。
長期間の介護の必要がある場合に 保険を利用
できる可能性は アメリカには ない。しかし
「使徒ヨハネ・ホスピス」では 多くの医師、介護者、
ボランティアが患者の世話をする。患者の お金の事情
でなく、患者が必要としていることが 考慮される。

5.治療犬も 患者の不安や 憂鬱な気持ちを和らげる。
6. ここでは 通例でない治療法、芸術療法、
アロマ療法も使っている。患者の足をマッサージ
するのは 他の施設では あまり していない。
普通のホスピスの介護経費は 病院の介護経費の1/3
である。
7. 68歳のJudithは 4年半前に 癌の末期だと
診断された。
8.ホスピスでは歌も聞けるし、歌うこともできる。
アメリカでは 3億500万人の人口のうち 6人に1人は 
健康保険に入っていない。オバマ大統領は これを
改革する意向だ。しかし 野党 共和党は 民間
の健康保険会社との競合を恐れ、公共の保険に
反対している。
9. (よく分からない。お祈りの場面?)
10. ボブ(97歳)とフォロレンス(90歳)は直らない
病気だ。1年前にホスピスで知り合い、愛し合う
ようになった。死が二人を分かつまで 二人は 
ここで幸せな時を過ごす。
http://www.stern.de/wissen/mensch/muskeltest/hospiz-in-colorado-in-wuerde-sterben-1504579.html



Posted by jtw at 08:36│Comments(0)
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