2009年07月08日

同性愛者inドイツの移民社会

2009年7月8日発:
2009年7月5日にケルンで行われた「クルストファー通りの日」
記念パレードに移民のゲイとレズも参加した。
ケルンにある 性同一性障害の外国人のための
自助グループBarakaの代表者 Jacek Marjanskiは
移民がパレードに参加したことを 当然のことだ
とは思っていない。
同性愛の生活を公にして生きるのが 難しい 
移民社会もある。東欧やイスラム教圏から来た人は 
同郷の人の社会に深く根をおろしている。
ドイツに来てからも 出身地の人々の社会で働いて
いる人もある。そういう場合は 同性愛である
ことを公にするのは なお難しい。

どの宗教を信じていようと、大きな違いはない。
すべての宗教は 同性愛を嫌っていて、同性愛者
にとって宗教は困難の元である。
バラカのような自助グループが どうやって同性愛者を
助けることが できるようになるかと 言うと、
最も大切なのは 経験の交換だ。コーヒーを飲み、
ケーキを食べることは 大変重要な役割を果たしている。
同じ心を持つ人と ただ話すために グループに
来る人もいる。もちろん 専門的な助言者も 
グループには居るが。
このグループは誰にも「同性愛者であることを
公にすること」を強制しない。移民者が同性愛者
であることを 公表すると、しはしば 家族や
社会から断絶されることになる。つまり一人に
なってしまう。

性について話をしないと言う文化もある。という
ことは、性病についても 話をしない。グループは 
このような考え方を少し変えたいと努力している。
移民社会にいるレズの女性の中には 異性愛の人と
して生きている人もいる。そういう女性が 
レズの関係から性病になることも あるという
ことを 知らないことが多い。

ケルンの同性愛者のパレードに このグループから20人
も参加した。移民が こういう催しに姿を見せる
のは 稀なことだ。
下記サイトから:
http://www.wdr.de/themen/panorama/gesellschaft/csd_2009/index.jhtml?rubrikenstyle=panorama



Posted by jtw at 16:12│Comments(1)
この記事へのコメント
勉強になるお話
ありがとうです。
同性愛はもっと
公にしてほしいですね。
レズでも性病って
なるんですね。
知りませんでした。
Posted by 沙羅 at 2009年07月09日 11:43
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