2009年04月12日

テルアビブ建都百年

100年前の4月12日にイスラエルの首都テルアビブが建都された。
世界中からユダヤ人が非難してくる都市になった。
その中に ナチから逃れなければならなかった多くの
ドイツ系ユダヤ人がいる。

Estherさん(87歳)も1933年からこの町に住んでいる。
彼女の家族は33年にハンブルクから逃れてきた。今まで
ドイツの本を中心に古書店をしてきた。
「ハイファからバスでここに着き、小さいホテルに泊まって
朝起きると 鈴の音が聞こえた。ラクダが歩いている
のだった。今 思うと ラクダは建築資材を運んでいたのだ。
当時 テルアビブは建築中だったから。」

ドイツ系ユダヤ人が移住してくるにつれて、ドイツ系
ユダヤ人地区にカフェも開かれるようになった。カフェへ
行くのがドイツ人の習慣だった。
テルアビブには バウハウスなど 古い建物は今も残っている。
しかしテルアビブの生まれた頃の ドイツ系ユダヤ人の
痕跡は 消えつつある。Estherさんの古書店も 閉店
特売をしている。
毎日 カフェへ行くMimiさんは ベルリン出身。一日一日を
生きていければ いいと思っている。

昔のドイツ系ユダヤ人の子ども、孫、曾孫はヘブライ語を話し、
イスラエル人になっている。世代をつなぐものは最初の
ユダヤ人の町 テルアビブの市民だと言う意識だ。
下記サイトから:
http://www.tagesschau.de/ausland/telaviv102.html



Posted by jtw at 09:28│Comments(0)
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