2009年03月01日

ジンバブエの教師はガソリンを売って生活する

ジンバブエは南アフリカの北側にある。
かつてはアフリカの教育の模範になる国だった。
今では多くの子は学校へ行けない。教師も少なくなった。
教師は3米ドルの月給に抗議し、ストライキをしている。
教師のJonahは ガソリンを売って 子供のうちの一人の
教育費を稼ぐ。
新しい連立政権に多くを望めない。教育制度回復のために 
外国からの寄付を望んでいる。
この3年間の給料は少な過ぎ、教師は とても学校へ
行く気にならない。これをストライキと言うなら そうだろう。
学校へのバス代は 往復2米ドルかかる。これでは
学校へ行けない。
月給は30億ジンバブエドル(桁違いでない)、これは米ドルで3ドル。
これで家族4人が2週間暮らせる。

この国の教育が崩壊したのは ムガベ大統領のせいだ。
国全体が 外国からの援助に依存している。教育制度も
そうだ。そして援助国はジンバブエを見捨てたので 
政府は破産し、教育にも金を回せなくなった。
Jonahは兄の子どものために57米ドルという大金を
貯めていた。甥の将来のためだった。今 Jonahは 
学校へ行かないから その甥に教えることも できなくなり、
残念でならない。
再び教師として働くという希望は捨てていない。しかし
西側諸国の支援がなければ ジンバブエは生き残れないだろう。
下記サイトから:
http://www.heute.de/ZDFheute/inhalt/19/0,3672,7527699,00.html   



Posted by jtw at 06:33│Comments(0)
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