2008年12月17日

強制結婚と「名誉の殺人」イスラム教女性を守る活動inドイツ

16歳のMorselを殺した彼女の兄(弟)についての
「名誉の殺人」事件の裁判がハンブルクで始まった。
Morselは イスラム教の戒律を破り、おしゃれして
遊びまわったという罪で 刺し殺された。彼女が家から
離れる準備も 役所はしていたのに その直前の悲劇だった。
(このくらいの事で 殺されていては 和歌山の少女の
人口は激減する)
この事件は次の問いを投げかける:
どのようにして こういう事件を防げるか、そして 
このような犠牲になりそうな女性が 出口のないように
見える状況から 逃亡するのを 誰が手助けできるか?

殺されたMorselとは違い、ライラは決められた結婚は
嫌で外国語を話す秘書の試験を受けようとしたのに、
試験の直前に学校を辞めさせられ、兄から結婚する
ように刃物を首に突きつけられた。幸運にもライラは
ベルリンの Hatun und Canという組織に問い合わせ、
支援を受けた。この法人は強制結婚させられそうに
なったり、暴力の支配する結婚から女性が逃げる
のを助けている。
女性を家族から 少なくとも300キロ離れたところに
逃がすというのが原則になっている。
それでライラはシュトゥットガルトからベルリンへ逃げた。
ベルリンから女性を車で他所へ逃すこともある。電車
の駅やバスターミナルに 女性の親戚が監視している
ことが あるからだ。
ライラはベルリンに着いて Hatun und Canの職員と
出会い、青少年宿泊所にとりあえず滞在する。
それから 永続的な宿泊所を この組織は探して
くれる。普通のアパートか 法人のもつ保護宿舎に
入る。保護宿舎の方が 似た境遇の女性と知り合えて 
新人が 状況を理解するのには いい。そのうえ
家族からの脅威からも守られやすい。新しく健康保険
に入る手続きも法人は手伝う。多くの女性は家族の
保険に入っていて、そこから抜けて、個人で保険に
入らないといけない。
その後、女性が学校や職業訓練や仕事で 
しっかりと立てるように支援する。
職業の見通しが立つというのが 家族から離れて
生きていくうえで 決定的に大切だ。
毎日 2-3人の危険に曝された女性から問い合わせがある。
ハンブルクにも Lale と Iberaという二つの組織があり、
家族から離れたい女性が自由を獲得する手助けを
している。その職員Ogoecanは 強制結婚させられる
窮地にある女性と接触するのが どんなに大切かを
述べている。
しばしば学校の教師や ドイツ語教室や役所が 
そういう女性の存在に気づく。
多くの女性は ドイツの法律を知らないので 家族から
脅されるままになっている。このような家族は しばしば
戦乱の地域からドイツへ来た人々で、ドイツでは
歓迎されなていないという気持ちを持っている。国外
退去させられるという心配もあり、孤立感が強くなり、
家族の団結が強まる。結果として、女性にとって 
家族は危険な監獄になる。

2005年2月のトルコ系ドイツ女性 Hatun Sueruecue
が殺された事件は「名誉のための殺人」についての
議論をドイツ全土で引き起こした。
Terre des Femmesという人権組織(これ フランス語?)
によると、強制結婚や「名誉のための殺人」は宗教的
問題でなく、社会融合が うまくいかなかった結果を示す
事例に過ぎない。
下記サイトから:
http://www.stern.de/panorama/:Zwangsehe-Ehrenmord-Auf-Flucht-Familie/649231.html



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