2008年08月21日

障害者への性的アシスタント@ベルリン

オランダ人女性 Nina de Vriesはベルリンで性的
マッサージを提供している。彼女は男性客と裸で
入浴し、女性には バイブレーターはどう機能するか
を説明する。
客の背中に油を塗り、客の切断された足の 
切断面もマッサージする。

1994年にNinaは初めて 障碍をもつ男性のマッサージ
をした。今は 知的・肉体的障害をもつ人だけを 
相手に働いている。
酷い事故のために車椅子を使い、パートナーの
ない男性や バイブレーターの使い方を知らない
知的障碍の女性にサービスする。
多くの障碍者は性的欲求を満たされていない。
何重にも障害を受けた人や 自閉症患者は 
娼家へも行けない。
盲と聾の二重の障害をもつ人には どうしたら 
いいかなど、他にも 多くの問題がある。

1990年代の中頃 ベルリンの雑誌に障碍者を対象に
して広告を載せたら、脳性まひ・四肢まひ・筋ジストロフィー
の人がマッサージに来た。彼女は大きな需要が
あることに驚いた。
しばらくして、彼女は 障害者連盟にマッサージに
来てほしいと伝えた。問い合わせの手紙や電話が 
たくさん来た。
2000年に教育学を専攻したLother Sandfortと一緒に 
マッサージ業を発展させ、性的アシスタント業にした
営業指針は: 性交や口による接触はしない、マスターベーションは可。
欲求を満たすことが 最終目標なのでなく、障害をもつ
人に 官能的・性的経験をしてもらいたいと Ninaは思っている。

5年前に 32歳の自閉症に女性と知り合った。彼女は
精神科を退院したばかりだった。誰をも 近づけない
人だった。しかし 彼女にもマッサージは効いた。

Ninaは性的マッサージだけに仕事を限定しない。
障害者の性的欲求のために闘う先駆者である。
年に何度も 大きい集会で講演している。
2004年には 10人のスイス人を教育し、性的
アシスタントに育てた。

1時間70ユーロ(11200円)の代金は たいてい客の
家族が負担している。

「同情から この仕事をしていると思われたくない。
通常の社会的標準を超越して生きる人々の需要を
満たす仕事だと 思っている」とNinaは語る。
下記サイトから:
http://zuender.zeit.de/2008/34/sex-sexualitaet-behinderung-nina-de-vries-tantra




Posted by jtw at 14:26│Comments(0)
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