2008年07月01日

同性愛の人への暴力in東欧

ベルリンでは先週末に Christopher Street Dayを
ゲイとレズの人たちが祝った。しかし ブルガリアの首都
ソフィアとチェコのBrno(ドイツ語でBruenn)では 
この日にパレード参加者は 脅され 催涙ガスで襲われた。
東欧の同性愛者は なぜ それ程までに 
敵視されるのか? ドイツレズ・ホモ連盟(LHVD)の会長 
Klaus JetzにドイツのメディアARDはインタビューした:

デモの参加者が襲われるということは 東欧で 
以前もしばしば 起きた。今も同性愛者のデモは
禁止されている。
90年代の初めには これから 何か新しいことを
始めようという雰囲気があった。ゲイやレズにとっても 
そういう状況は 有利だった。今は 状況は変わった。

東欧に今は 荒々しい資本主義が支配している。
ものすごく豊かな人と 多くの貧しい人がいる。
そういう状況では しばしば 少数派への憎しみが 
生まれる。そのうえ 東欧では キリスト教会が
大きな影響力をもっている。ポーランドでは カトリック教会
の代表者が 性同一性障碍に否定的な意見を述べた。
ロシアの教会についても同様である。宗教的原理主義が 
強い力を持つ国では 多くの人がそれに従う。

同性愛者も同じ権利を求め、彼らも結婚を求める
議論は EUに加盟している 東欧諸国でも 論じ
られている。
マレーシアでは 同性愛の行動は 刑罰の対象
になるが、それほど厳しくはない。サウジアラビアやイラン
では 同性愛の男性は死刑になる。

ドイツでは 「クリストファー通りの日」のパレードは 
ケルンなどで 家族連れで子どもも来る 
国民的祭りになっている。
しかし ここ数ヶ月の様子を見ていると、
同性愛恐怖症は 再び 社交界で一般的な 
考え方になったようだ。ホモに敵意をもつ
「憎しみの解釈者」もいる。武士道を持ち出して 
ホモを攻撃する人もいる。
同性愛者を「治療」したいという福音主義者もいる。
ともかく 啓蒙が必要だ。
20年後も レズとホモへの敵意は沈殿しているだろう。
すべての人に愛されるわけには いかない。
下記サイトから:
http://www.tagesschau.de/ausland/lsvd2.html



Posted by jtw at 15:00│Comments(0)
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