2008年05月23日

掃除の文化を台湾に/NHKラジオ放送・台湾日本掃除に学ぶ会

23日4amから、昨日の続きの話:

謙虚になれないと幸せになれない。謙虚になるには 
掃除をするのがいい。人の嫌がる トイレ掃除が幸せ
の第一歩である。

人の話を聞いて 分かる、人に話してみて分かる、
文章にしてみて分かる、最後に 最も深い理解は
実践してみて 分かるということだ。

京都では 小中学校のトイレ掃除を外部業者に
委託するのを やめ、生徒が自分たちで 掃除する
ことになった。

広島市では 集団暴走を 警察が取り締まり、
掃除に学ぶ会と警察が協力し、暴走を掃除に
転換させた。

「トイレ掃除は大変だった。こんな大変なことを 
うちの人は いつも 大変だと思った」という感想
を書いた子どもがいた。子どもはこれから60-70年 
生きていくのに 少年時代に 自分の知らない
ところで 他人が 汗を流していることに 気が
つくのは大事だ。
まず他人が心をこめて やっていることを評価する。
それによって自分も認められる世の中になる。
人間関係が成立する。

昔は物にさえ命を認め 物を大事にした。もったいない
と言う気持ちがあった。今では 物を物としか 
見ない。人間さえ物として見てしまう。時には 
上下関係を離れ 一対一の関係になることが大事だ。

時間・かね・物は 少ないと 大事に思える。
限られたものは 貴重である。
すべて もったいないと思えれば 大事にする。

1999年の台湾大地震のあと、ジョさんの経営する
企業群は 被災地へ旅行するようにコマーシャルを流した。
被災地を支援するためである。
また 被災地の産物を ジョさんの企業が
引き受け、流通機構にのせた。

新宿駅を中心に公衆トイレの掃除を始めて5年に
なり、トイレのゴミは最初の頃と比べ 明らかに減っている。

これから中国大陸への 掃除に学ぶ会の活動を
広めるに あたり、台湾から大陸へ活動を広報
する方が やりやすい。

ジョさんの会社は四川省でも スーパーなどを展開
しているが、今度の大地震での被害は少なかった。
会社から1億8千万円相当の支援を 四川省へ
贈ることになった。



Posted by jtw at 08:56│Comments(0)
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