2008年04月03日

統合失調症もと患者は語る(2)「鼠と狼に襲われる」

薬が精神病を治すのではない。
薬は ただ苦痛を和らげる。
5-6回 自殺しようとしたことがある。
自分が この病気をしたお陰で 知ったことは、どんな人も 
その人の変則的な振る舞いには 理由があるという ことだ。
気が狂ったから 何かするのではなく、特定の理由があるから
何かを するのだ。だから 私は 理由を粘り強く捜す。

5歳の時に 父が死んだ。死ぬ前に2年間も死にそうだった。
学校へ入っても 悲しそうにしていたから、からかわれた。
誰も遊んでくれなかった。ある時 声が聞こえてきて、
それを「船長」の声だと思った。その声は ずる賢くなれ、
とか 勉強しろ とか 楽しいことは するな とか 言った。
学校への行き帰りに 巨大な鼠に追いかけられ 狼が襲って
きた。期待通りにいかないという不安があった。それが 
病気の理由だと思う。
下記サイトから:
http://sz-magazin.sueddeutsche.de/index.php?id=110&tx_ttnews[sViewPointer]=1&tx_ttnews[catSelection]=6&tx_ttnews[showUid]=390&tx_ttnews[tt_news]=4848&cHash=ca4a65f64e



Posted by jtw at 19:03│Comments(0)
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