2008年01月31日

学校が故郷だと思えるように/優れた人種統合教育@ドイツ

Wilhelm Heinrich von Riel総合学校(Hauptschule:
基本学校・実科学校・ギムナジウムなどを総合した初・中等教育学校)
で 教師Nurguel Altuntasは 厳格ではあるが、いい結果が
待っていると信じて 移住者の子どもに よい生活へのチャンス
を与えている。
彼女のクラス15-17歳の生徒のうち わずか5人が 
もともとのドイツ人で 他の人は トルコ・ギリシャ・イタリー・
インド・セルビア・ロシアからの移住者である。
この移住者の比率は学校全体でも同じである。
全校生徒は ほぼ900人。問題は多いが 酷い暴力や犯罪はない。
長期不登校は3人だけ。 
半分以上の親は お金に困っていて、国の援助を受けている。
「生徒は職業教育について 現実的な見通しに関心を
持つべきだ」とAltentasは 思っている。生徒に
「そのうちに 自分も 生活保護を受けるのだ」とは言わせない。

家へ帰るよりも 学校に長く居たいと思う生徒が多い。
親の大半は学校にあまり期待していない。子どもの大半は
「家に本が ないか あっても2冊」と答えている。
移住者はクラスの旅行の費用について、女の子が泳ぎに
行く時にどうしたらいいかに ついて、子どもも断食しないと 
いけないのかどうか について、質問したい時は 
別の移住者に尋ねる。

Altentasはトルコ人専門工の娘で、ドイツ語教師になった。
移住者の娘であるということは 生徒や親にとって安心できる
事である。1975年にトルコで生まれ、4歳の時に 母は 
こども5人と共に 父の出稼ぎの地 ドイツへ来た。

彼女にクラスには 厳しいコミュニケーションの規則がある
けれど、その他の面では 生徒を励ます雰囲気がある。なんと
言っても15歳の生徒はまだ 子どもだ。
学校支援会が援助し、ボランティアが準備する 昼食給食が 
提供されるが、その400円の給食代も 多くの親には高すぎる。

プロジェクトについての試験では 3-4人が一組になり、
自分で考えたテーマについて 写真・グラフ・スピーチで 
発表する。
あるグループのプロジェクトは 重度障害児の施設を訪問し 
発表した。
別のグループは生徒は どこに居ると幸せな気分になれるか、
どこで故郷に居る気持ちになれるかに ついて 調べた。
クラスの生徒は めいめい文を書き、写真を添えた。
半分の生徒は 近くのお城の公園とライン川の川辺が 故郷だと
言い、半分の生徒は この学校が故郷だと言った。
下記サイトから:
http://www.spiegel.de/schulspiegel/0,1518,529778,00.html



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