2010年04月09日

「赤ちゃんポスト」inドイツ/10周年

ハンブルクで2000年4月8日に開設され、10年経った今
もこの制度について意見の衝突は続く。
ドイツ倫理評議会は 匿名で子どもを預ける 赤ちゃん
ポストを廃止するよう要求している。
赤ちゃんポストは 捨てられたり 殺されたりする
新生児を守るというのが 開設者の考えだ。
ポストを設立した「捨て子プロジェクト」の代表者は
Leilla Moysich。
ハンブルクのリサイクル施設の選別コンベアベルトの
上に新生児の死体が見つかったのが きっかけで 
このプロジェクトは始まった。
2000年から38人の赤ちゃんが同プロジェクトの
運営する二つのポストに入れられた。そのうち14人
の母親が自分の赤ちゃんを引き取った。そして 
ハンブルクで捨てられたり殺されたりする新生児は
減ったとMoysichは言う。
しかし児童支援組織 terre des hommes などの
批判する側は ドイツ全土で 捨てられたり殺され
たりする子の数は減っていると反論する。今では
ドイツに50以上の赤ちゃんポストがある。
terre des hommes によると 赤ちゃんポストに
法律的根拠はない。養子縁組などの他の支援を
もっと広報すべきだ。
ドイツ児童保護協会は 秘密で出産することを
可能にするよう立法機関に求めている。
赤ちゃんポストに入れられる子には はっきりしない
ことが多いと 批判者は言う: たとえば どういう
理由でいれたか? 生んだ母の意思でいれたのか?
子の父親からの圧力で入れたのか?
ポストに入れられた子が 引き受けた人から さらに
不法に 別の人に譲り渡される可能性もある。
養子縁組の需要は 実際の養子縁組の何倍も多い。
赤ちゃんポストに入れられた子は 自分がどんな
遺伝性の病気をもっているか 分からないままに
 一生 過ごすことになる。

「捨て子プロジェクト」の代表者は反論する: 
生きる権利は将来の権利よりも優先する。同プロジェクトは「質問しない。証人も要らない。警察にも知らせない」という約束を守ることを広報し、ポストを「最後の頼みの綱」だと訴えている。
下記サイトから:
http://www.stern.de/panorama/zehn-jahre-babyklappe-keine-fragen-keine-zeugen-keine-polizei-1556898.html


  


Posted by jtw at 19:16Comments(0)