2009年09月08日

ポラロイド復活in2010年

2008年6月に オランダのEnschedeで 最後の
ポラロイドカメラ(フィルム)が製造された。
それまでかと思っていたところ、若い写真家たちが
救援の努力をして、2010年初めに生産を再開し、
初年度に百万のフィルムを売る計画だ。

Simone Frignaniはベルリンの「インスタント写真ショップ」
の店長。芸術家・写真家・ポラロイド信奉者でもあり、
着ているTシャツには ポラロイドの写真がプリント
されている。彼は5歳の時から ポラロイドを撮り続け 
今までに約500枚を撮った。デジカメと違い、
ポラロイドは値が高い(10枚17ユーロ)ので 
写真を撮る前に よく考える。

Florian Kaps(39歳)がこのプロジェクトの責任者。
芸術家で企業家。彼は最後の50万のフィルムを
買い取り、オランダのEnschedeで 古い機械を
買い、元の社員の内の10人ほどを雇って この
復活プロジェクトを始めた。
企業家・カメラ販売業者・友人・親戚は300万ユーロを 
このプロジェクトに投資した。
アナログのメディアの聖像は不死であり、市場の隙間を
狙えば売れると Florianは考える。アナログ写真は 
レトロの魅力を持つのだ。
インスタント写真の新しい買い手は「24~48歳で、
55%は男、高い教育水準をもち、創造的で 
金もある。52%以上はアップルコンピューターを使う」。

シャッターを切った後の温度、光の状況が ポラロイド
写真の色合いを決める。赤みがかって写るか、
青みが勝つかが それで決まる。
Simoneが 一番気に入っているのは ポラロイド
のシャッターの音だ。
下記サイトから:
http://www.dw-world.de/dw/article/0,,4600283,00.html  


Posted by jtw at 18:03Comments(0)