2009年09月05日

バグダッドでバード・ウォッチング

アメリカ兵 Jonathan Trouern-Trend(33歳)は イラク
駐留中も 野鳥を見ていた。大学では生物学を
専攻した。
バグダッドの北の米軍キャンプに2万人が住んでいた。
彼は 衛生兵として働いた。
彼は2004年2月にイラクに派遣され、動物や自然に
ついての ブログ birdingbabylon を書いた(今も
アメリカに戻って 書いている)
http://birdingbabylon.blogspot.com/

彼の本「イラクでの兵士の日記、birding・バビロン」
ドイツ語版はベルリンで出版された。

戦場では 攻撃・待ち伏せへの恐怖と緊張が
あるけれど、暇も多い。たとえばクロード・レヴィ-ストロース
(フランスの民族学者)は1939年に ドイツとの国境線に
沿って構築された要塞線 マジノ線に投入され、
そこで攻撃を待っている間に木の花の形を観察し、
構造主義を生み出した。

Marcel Beyer の小説Kaltenburgのために、
Konrad Lorenz, Joseph Beuys, Heinz Sielmann,
元東ベルリン動物園長Heinrich Dathe が素材を提供した。
Datheは Verona周辺の地域に駐在していた時に 
自由時間を動物の研究にあてた。
彼は そこでチョウゲンボウが コウモリを狩る様子を
観察し、それについて 最初の記録を書いた。

ハシビロガモ、赤紫ヤマウズラ、砂漠狐は 戦線の
Trouern-Trendの慰めになった。彼の文は フランツ・カフカ
の動物描写を思い出させる。カフカの日記にも 
人の生活と動物の生活のつながり・結びつきが
出てくる。
下記サイトから:
http://www.faz.net/s/Rub117C535CDF414415BB243B181B8B60AE/Doc~E1A508D1F53AF4BD282921DE6903A62B2~ATpl~Ecommon~Scontent.html


  


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2009年09月05日

Grillカッコウの雌は男勝り

「グリル・カッコウ」の雌は 複数のパートナーを持ち
たがり、色鮮やかな羽をしていて、縄張りの防衛
にも主役を務める。普通の鳥は 縄張りに
見知らぬ鳥が入り込んできたら、雄が 声を
張り上げるのに グリルカッコウは 雌が縄張りを守る。
Seewiesenにある Max-Planck鳥類研究所の
研究者が タンザニアでの観察の結果、この
ことを発見した。
この鳥の雌の行動を引き起こすのは 性ホルモン 
テストステロンであろうと思われる。雌は雄と比べ、
脳のある領域にテストステロンを感知するセンサー
分子をより多く持ち、攻撃行動と縄張り行動に
関して、よく反応する。
縄張りに侵入者が来た時に雌は侵入者の声の方に
近づき、応答する。敵に対して 低い声で長く鳴き
返す。雌鳥は大きければ声も低いので 敵に
対して体の大きさを声で示す。
雄は その間 うしろの方で何もしないで居る。
下記サイトから:
http://www.stern.de/wissen/natur/revierverhalten-im-tierreich-warum-grillkuckuck-weibchen-machos-sind-1505860.html  


Posted by jtw at 07:36Comments(0)