2008年12月13日

針治療・刺さないで針の束で皮膚に触れるだけで効く

癌患者215人(放射線治療を受けた後 吐き気を訴える)
についてスウェーデンのLinkoeping大学のAnna Enblomの
調査によると、針治療は刺さなくても効いた。
伝統的な中国の針治療のやり方での 針治療は100人
のうち95人について 吐き気を軽くした。
別の針治療 すなわち 先の尖っていない針を束にした
針で皮膚を触れるやり方で 皮膚に刺さないやり方でも 
まったく同じ効果があった。
これに対し、普通の医学部で教える処置によると 
患者のわずか1/4にしか 苦痛軽減 効果はなかった。

針治療の効果は 方法それ自体に起源を求められる
というよりも、針師と患者の対話があること、針の束で
皮膚を刺激されること、緊張の緩和のために時間を
もてること など、十分に心遣いされることが 
効果を高めることになる。
針治療の方法のどの部分(構成要素)が 吐き気を
軽減するかを 今後 追究したいとEnblomは言う。
下記サイトから:
http://www.n-tv.de/1061792.html

★「触るだけの針」というのは 中国の梅花針に似て
いるのかも知れない。梅花針は 数本の短い針を 
小型の金づちのようなプラスチックの土台に植えている
ものに 15センチほどの柄を付けた道具です。


  


Posted by jtw at 18:24Comments(0)