2008年08月20日

モロッコの森に住む国境の難民

モロッコにあるスペイン領 飛び地 Melillaは
警備が厳しく アフリカの難民は 欧州への入り口
として利用できない。そこで 難民は国境地帯の森
に隠れ、ヨーロッパへ行く機会を待つ。
難民は夜 丘を超え アルジェリアからモロッコへ入る。
公式には14年前に 国境は閉鎖されている。非公式
には安いガソリン、医薬品、移住者がアルジェリアから
入ってくる。
Oujdaは 飛び地メリリャの南東にあるスペインの町で
国境にある。難民は夜 灯り、電線、電話線を 
道しるべに Oujdaへ向かう。
Hicham Barakaはモロッコの難民組織ABCDSの
会長で、サハラ以南からの難民の 面倒をみている。
Paulは 難民と援助組織の間に立つ人を 3年間 
つとめている。彼はコンゴのキンシャサで 生物学を
専攻していた。
2000人の難民がOujdaの森に住んでいる。去年の
3倍の人数になる。
難民は森の中に ビニールシートと木で 簡単な宿を作る。
常に 新しい難民が来る。

コンゴから3人の幼い子どもを連れて来た女性も居る。
中央アフリカ、ニジェールを経由してアルジェリアに
来た。モロッコとの国境で兵士が彼女を止め、強姦した。
援助者のHichamから 彼女は子どものために毛布を
もらった。彼女は しばらく 休んで スペイン、フランス、
イタリーへ行きたい。しかし 欧州への道は 困難で危険だ。
下記サイトから:
http://www.tagesschau.de/ausland/fluechtlinge122.html  


Posted by jtw at 17:26Comments(0)