2008年08月10日

ドイツ人学生は五輪中・中国へ入国禁止

ドイツ人学生はオリンピックの間 中国への入国を許されない。
ドイツの大学生は 不穏な活動をする可能性があると
みなされている。
Hessen州 Darmstadtの大学生 Oliverは北京の
名門 清華大学に 冬学期に留学する承諾を
大学から得ていた。それで 8月1日から中国人の
家に下宿する契約もしていた。しかし 他の交換
留学生も オリンピックの間は 中国に入国できない
ことになった。
入国は9月1日からになる。
人権問題、抗議行動、チベット問題に熱心に取り組み、
デモをするのは 西側の学生なので、来てほしくないのだ。
ヘッセン州の首相は ダライラマと親しいが、Oliverは
デモをするつもりはない。
Oliverが入国拒否されるのは 特殊な事例ではない。
DAAD(ドイツ学術交流会)も 実習生を6人中国へ送る
予定だったが、オリンピックの間 ビザは出なかった。
Wiesbaden専門単科大学の中国学専攻の学生も 
ビザを拒否された。これについて同大学は 
意見を控えている。なぜなら 中国の秘密組織が 
新聞を読んで 政府へ報告しているからだ。

中国の冬学期は9月に始まるので この入国延期は
我慢できるけれど、飛行機の予約を変更しないと 
いけないし、アパート探しの日にちも無くなる。

Oliverは 9月まで ウランバートルに居て、そこで 
オリンピックのテコンドーの試合をテレビでみる。モンゴル
へのビザは 問題なく取れた。
下記サイトから:
http://www.zeit.de/2008/33/C-China-Stipendien  


Posted by jtw at 15:30Comments(0)