2008年06月30日

ホモはつらいin回教徒世界

ドイツでは Christpher Street Day を同性愛者は 
にぎやかに 祝う。しかし 回教国の ホモは悲惨な
目にあっている。

Leventが 親に連れられて 精神科医へ 初めて行った
のは13歳の時だった。医者は「異常」だと診断した。
男の子が 男の子に引かれるのは 道徳にも コーラン
にも反すると言われる。
彼は今 22歳。「自分の性向を押し殺すのは止めた。
しかし13歳から18歳までの生活は 自分と 治療との 
間の苦しい闘いだった。」

大半のイスラム教国では 同性愛者は 狩り立てられ 
法律の保護の外に置かれる。

トルコのイスタンブールの歓楽街Beyogluに 
ホモもレズも集まるカフェがある。
トルコの同性愛者の37%は 質問表調査によると 
暴力にあっている。危険を避けて 引っ込んで
いることになる。
レバノンの首都ベイルートには ホモの権利に力を
入れる アラブ世界唯一の 組織がある。

中東の同性愛者いとって 国家による抑圧が 
最大の危険だ。イラン サウジアラビア スーダンの 
ようなイスラム国では 同性愛は 死刑の対象である。
モロッコのように それほど保守的でない国でも 
同性愛は禁止されている。アラブ首長国連邦では 
ホルモン療法が勧められる。パレスティナでは 
同性愛者から 金を取るために 警察が法律を盾に
して 同性愛者を脅すこともある。
エジプトは例外で 同性愛を禁止していないが 
迫害されている。
数年前に ナイル川の船上で同性愛者がパーティを
しているところへ 警察が踏み込んだ。参加者は
逮捕され、殴られ、新聞に名前が載せられた。
エジプトでは ホモの男が百人以上 刑務所に
入れられている。

イスタンブールは イスラム教圏では 避難所になって
いるように見えるけれど、Leventは安心していない。
なぜ 中東の役人は 同性愛者を迫害するのかに
ついて、イスラム教は 説明していない。
軍はホモを病気だと考えているので ホモは兵役に
就かなくていい。
トルコの裁判官も 同性愛を阻止することに専念して
いた。イスタンブールの裁判は 5月末に 同性愛の
人権団体を禁止した。
回教国の多くの 父権社会では 男らしさという妄想が
大事だ。差別の背後に この妄想がある。

差別への対抗手段は デモ行進だと Leventは言う。
今週 トルコで ゲイパレードがあった。「ホモも 
この町に一部なのだと いうことを 示したかった」。
下記サイトから:
http://www.zeit.de/2008/27/Homosexuelle-Islam?page=2

  


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2008年06月29日

帆船週間@キールinドイツの写真

北欧最大の帆船の祭りで 28日(土曜)に最大の
行事があった。大型帆船、伝統的帆船がパレードした。
下記サイトの上から16行目くらいにある(Bildergalerie)
という青字をクリックすると 7枚の写真がでます。
最終日までに300万人の来訪が見込まれる。

陸上でも 市庁舎前広場で 国際市が 開かれ、
31カ国 70都市が 料理を出したり、文化的催しを
開いたりした。
子どものための文化的行事の 中心は 中国と
日本だった。
70の国際チームにより熱気球飛行も 行われた。
下記サイトから:
http://www1.ndr.de/unterhaltung/konzerte_events/kielerwoche/kielerwocheaktuell104.html  


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2008年06月29日

「イギリス炭鉱写真絵はがき」乾由紀子著。

標記の本は京都大学学術出版会発行、3570円。
Kansai Time Out 2008年7月号に この本が
Brad Quinnによって "Working in a coalmine"という
題で紹介されています。
これは 絵葉書収集家のための本でなく、
読みやすい学術書。
乾(いぬい)先生の師匠は京都大学で 炭鉱文学や
ホンダ タツミという炭鉱夫で写真家だった人を
研究していた。

著者は 絵はがきが その時代の社会階層を
どのように反映しているかに ついて 考察し、
英国の炭鉱村での親密な家族の結びつきや 
社会的絆を理解することによって 何を学べるかに 
ついて 問題を提起している。

20世紀の初めの 鉄道の発達と 印刷・写真
複製技術の発達によって、絵はがきは 人気の
あるメディアになった。当時 炭鉱業も最盛期だった。

同じ頃 日本でも 炭鉱は 絵はがきの主題だった 
けれど、英国の絵はがきは 炭鉱での事故も扱い、
犠牲者の写真を載せたり、あるいは ストライキの
写真も載せたりしていた。日本の炭鉱絵はがきに 
そういう主題は なかったようだ。

著者は 炭鉱絵はがき研究のために 
Canterbury Christ Church Universityと University of Leeds
に留学した。

★なんで 古い絵はがきについて カキコミするかと いうと
明治中ごろに生まれた 祖母の遺品を 10年ほど前に
整理した時に 昭和初めの絵はがきが たくさん でてきた
からです。
村に 地蔵堂が できた 記念の絵はがきや
紀ノ川の水を引いて 水泳場を作った(プールとは言わない)
記念とか。
日本の当時の 絵はがきは すべて白黒でした。
上記の炭鉱絵はがきには カラー写真もあります。 

遺品の片付けや 形見分けの作業を できるのは 幸運
でした。形見をもらって くれる方と 亡くなった人の両方を
知っているから できることですから。

  


Posted by jtw at 05:19Comments(0)

2008年06月28日

絵葉書収集愛好家のためのサイト紹介inドイツ

下記サイトに URLが いくつか 紹介されています。

オークションの会社 オンライン店 交換市などについては
記事の上から10行目に。
専門雑誌 AK Expressのサイトと 
葉書による通信の言語学的な面をあつかう学問的
サイトは 15行目。
古い絵葉書の一覧は 記事の真ん中あたりに。

自分でオンライン注文で絵葉書を作りたい人は
下から12行目に3社でています。
下から4行目は 「芸術的絵葉書」のサイト。

http://www.faz.net/s/Rub77488DA6B2CF41F096A9C5B67F2D6A71/Doc~E153395B83EA4486D802A3EEA36980D1D~ATpl~Ecommon~Scontent.html  


Posted by jtw at 11:36Comments(0)

2008年06月27日

ドイツの動物園の良くない檻/囲み(昨日の続き)

昨日カキコミした動物園評価について 別のサイトに
18の写真と ビデオが出ています。
http://www.stern.de/wissenschaft/natur/:Fotostrecke-Schmuddelecken-Zoos/624944.html?cp=1

写真には なぜ悪いかというコメントがついています。
コメントは 無料翻訳ソフトで読むか、無料オンライン独和 
独英辞書を使って 読んでみてください。
興味のある方なら なんとか 理解できそうに思います。

動物園の お客さんと 動物を映したビデオは楽しそうです
  


Posted by jtw at 13:44Comments(0)

2008年06月26日

ドイツ全国の動物園の評価

動物園は知識、緊張緩和、落ち着いた雰囲気を提供し、
家族で出かける所として 人気がある。
Stern誌のこの評価によると、ベルリンの二つの動物園は
1位と2位に入った。
3位はWuppertal動物園。
ハンブルク、ミュンヘン、ニュルンベルクの動物園も top10に入った。

小さい動物園の部門では Goerlitzゲルリツ自然保護
動物公園と Eberswalde動物園が いい評価を得た。

最悪の評価を受けたのは ザールランドの二つの動物園と
ニーダーザクセンのWingst動物園。

3人の評価者が10週間にわたり ドイツの50の動物園
を調査した。評価者は Stern誌の編集長、
生物学/動物園の歴史の研究者、専門ジャーナリストの3人。
学問的監修は ウィーンのSchoenbrunn動物園長 
Helmut Pechlaner.

包括的な質問表により、檻/囲い ごとに チェックした。
項目は 泥の中でころがれるか、砂浴びできるか、
木陰で横になれるか、泳げるか、飛べるか、等。
見物者の観点からの評価もある。
「動物監獄」のような動物園は ドイツには 
もう ほとんど無い。
下記サイトから:
http://www.heute.de/ZDFheute/inhalt/8/0,3672,7258696,00.html

  


Posted by jtw at 11:40Comments(0)

2008年06月25日

伝書鳩が刑務所へ麻薬を運ぶinブラジル

ブラジルで刑務所の受刑者が 部屋へ麻薬と携帯電話を
鳩に運ばせた。
受刑者は サンパウロ南西のMariliaで 独房の窓に
巣をかけた鳩を調教した。
一人の訪問者が 箱に入れて 2羽の鳩を刑務所から
持ち出そうとして 事件が発覚した。
鳩の足に 小さい袋が付けられて、その袋に麻薬が
いれられるようになっていた。
下記サイトから:
http://www.n-tv.de/Dressur_im_Knast_Tauben_als_Drogenkuriere/240620082918/984522.html  


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2008年06月25日

ジンバブウェ支援組織とのインタビュー

(日本からアフリカは遠いけれど、欧州からは それほど
遠くはないから、ドイツのメディアにも アフリカの記事は
多いです)

ジンバブウェの経済は破綻し、インフレは壊滅的で、人びとは
飢えている。
しかし 外へ出て 食料を配ることも できないと
世界飢餓支援組織の 調整者 Peter Hinn(ドイツ人)
は言う。
ムガベ大統領は 6月初めに 支援組織の活動を禁止
し、その後 いくつかの活動だけ認めた。
組織への言葉による攻撃もないので 今 5人の
外国人職員と 50人のジンバブウェの職員が この組織で
働いている。
6月までは 毎日 外出し、植林し、セミナーを開き、肥料
や食料を分配していた。
今は車1台でも 外を走るのが 見つかったら、逮捕
されるか、少なくとも尋問されるだろう。
今は 将来の計画を 事務所で 考えるしかない。
しかし 対立するグループ間で 憎しみと攻撃的態度が
ふくらみ、ルワンダでの フツ族とツチ族の抗争の
ような事態に なることは ないだろうと Peterは言う。
下記サイトから:
http://www.tagesschau.de/ausland/simbabwe280.html  


Posted by jtw at 12:23Comments(0)

2008年06月24日

金採掘者の町inフィリピン.水質汚染に苦しむ山師の天国

Diwalwal町に 何年もの間 数千人の金採掘者が 
数十億ユーロの値打ちになる金を求め、群がってきた。
彼らは 鉱毒と生ゴミと混乱の中で 生活している。
小学校もあるが 壁もなく、屋根だけの建物だ。
5000人の 金採掘者は 今までに 疲れ果てて
去ったり、鉱山事故や山崩れで死んだりした。
金価格が上がってきたので、政府は この混沌とした
状態に終止符をうち、外国資本を導入する意向だ。
採掘者は 生存基盤を失うのを恐れ、殺人や流血の
惨事を起こすと脅している。

ARDの東京駐在特派員からの報告:
下記サイト。動画もあります。(うちは 通信速度が
遅いため 音声が5秒ごとくらいに途切れます。
聞き取り能力が悪いので それでも いいのですが)
http://www.tagesschau.de/ausland/goldgraeber2.html  


Posted by jtw at 12:21Comments(0)

2008年06月23日

ガソリン無しで水で走る車by日本の自動車メーカー

燃料を地下から掘り出す必要もなく、天から降ってくる
水さえあれば走る軽自動車が 開発された。
下記サイトに動画が見られます。説明を ドイツ語で
語ってくれているのですが、 私の聞き取り能力を
超えていて どういうわけで 水で動くのか 分かりません。

車に詳しい人が この動画を見れば どのメーカーのか
分かると思います。
日本の新聞にも この記事は 出ているのかどうか?
http://www.stern.de/auto/autowelt/:Spritsparwunder-Dieses-Auto-Wasser/624675.html  


Posted by jtw at 11:08Comments(0)

2008年06月22日

帆船祭り@キールinドイツ

6月21日から9日間 北ドイツのキールの入り江で
キール週間が 始まった。
1880年以降毎年(戦時中は除く)開かれ 今年114回目。
世界中から300万人が訪れる。
帆走競技に 約50カ国から4500人が参加する。
29日日曜に 103隻の伝統的帆船と17隻の普通の船が
パレードする。
27隻の軍艦が 2500人の乗組員と共にキールに来ている。
1500の行事が用意されていて、そのうち 無料コンサートは
300.
下記サイトに写真あります:
http://www.welt.de/hamburg/article2130915/Unfall_ueberschattet_Start_der_Kieler_Woche.html  


Posted by jtw at 10:02Comments(0)

2008年06月21日

ターシャ テューダー・絵本作家追悼記事

Tasha Tudorは バーモント州 Marlboroで 6月18日に92歳で
亡くなった。水彩と繊細な鉛筆の線で 19世紀の生活~
機織 糸つむぎ 卵あつめ 山羊の乳しぼり等を描いた 
絵本は100冊に近い。グリーティングカード、プリント、エプロン、
人形、キルトなども 家族で売った。
自分で物語を書いた絵本もある。
前世は 船長の妻で 1800年に生まれ1840年か42年に
亡くなったのだと よく言っていた。だから 熱心に昔の
生活を生きて 昔を再現しているのだと 言った。
4人の子どもを 末っ子が5歳になるまでは 電気も
水道もない家で 育てた。
10歳にならないうちに アンティークな服を買いにオークション
に行った。15歳の時には 保育園で教えて稼いだお金
で初めて牛を買った。
最初の夫が出版を勧めてくれた お陰で 1938年に
オックスフォード大学出版局から 最初の絵本 
Pumpkin Moonshineが 出された。
彼女の一番気に入っていた本は「コーギビルの村まつり」で、
飼っていたコーギ犬についてだった。
Clement Mooreの文章に 彼女が絵を描いた
「クリスマスの前の夜」は今も人気がある。
彼女が夫と共に住んだ ニューハンプシャーの19世紀の
農家は電気も水道も無かったが、17室もあり 
敷地は55万坪だった。1972年に その家を売り、
息子の住むマールボロへ引っ越した。
The global editon of the New York Times
6月21-22日2008年から。
  


Posted by jtw at 16:20Comments(0)

2008年06月20日

油まみれの海鳥を助けるか 放っておいて死なせるか

大規模オイル汚染の後では 必ず 油まみれの鳥を
助けるべきかと言う問題が論じられる。
北ドイツで2月に Foehr島とAmrum島に 油まみれ
の海鳥が発見された。約300羽がオランダの
海鳥救援所に運ばれ、約70羽のクロガモは 
シュレーズヴィッヒホルシュタインのKappelnにある 
動物・自然・少年センターに運ばれた。そこでは
半数が海に戻れる までになり、オランダでは
300羽のうち280羽が海に戻った。

ニーダーザクセン州Wattenmeer国立公園にある
環境・風景保護促進財団は 海鳥救援所の
設立を断った。財団は 油まみれの海鳥は 
資金を考えると 死ぬしかないと言う考えである。

1999年と2000年の古い調査によると、1万羽の
油まみれの鳥のうち200羽が生きて見つかり、
そのうち96羽だけが 油を取って 海に戻された。
そのうち1年後に生きていたのは1羽。
しかし この調査は 資金が足りず、遠隔操作
によるデータを集められなかったし、救助された
海鳥に付ける送信機を監視するシステムも 
不十分だった。

アメリカでは 救援に金をかけている。カリフォルニア
沿岸を通って運ばれるオイルについて、海運会社は
特別の税金を払う。その税金が動物救援に回される。
金があるから事故が起きても 3000羽を突然 
受け入れることも できるが、ドイツで そんな事は 
夢である。
下記サイトから:
http://www.sueddeutsche.de/,ra16m1/wissen/artikel/335/180778/  


Posted by jtw at 15:46Comments(0)

2008年06月19日

アウンサンスーチー誕生日6月18日

ミャンマーの反軍事政権運動の希望の星
下記サイトに
Happy Birthday to Our Mother Daw Aung San Suu Kyi.
の カキコミが あり、ビルマ語の歌も 聴ける。
http://www.ko-htike.blogspot.com/  


Posted by jtw at 18:56Comments(0)

2008年06月19日

日焼け止め乳液は海水に溶けサンゴを危険にさらす

僅かな量の紫外線除け剤でも サンゴを白化させる。
Ancona大学の研究者は メキシコ インドネシア タイ エジプト
で 様々な銘柄の日焼け止めを海水に入れ 植物
への影響を調べたところ、96時間後に白化が起きた。
日焼け止めの成分は 殺虫剤や石油と同様に 
ビールス感染をも促進する。
サンゴ礁は 地球の生産的生態系にとって 
必要だが、世界中で約60%のサンゴ礁は危険に
さらされている。
若干の自然保護区(たとえばメキシコのTulumなど)
では日焼け止めは禁止されている。
下記サイトから:
http://www.heute.de/ZDFheute/inhalt/18/0,3672,7244402,00.html  


Posted by jtw at 15:31Comments(0)

2008年06月18日

「熱烈文楽」中本千晶著、広田修 画。

2008年5月発行、三一書房。1800円+税。
監修:豊竹英大夫
人形浄瑠璃 文楽への案内書。
初心者ガイドの決定版(帯から引用)。
リクルート ブック(文楽版)。
著者 なかもと ちあきさんは 文楽と出会ってまだ
8年しか経っていないのに こんな本を書いてくれて
偉いです。
希大夫さん、清丈さん、紋秀さんの日記も収録。
初心者のための観劇ガイドも付いてます:
初心者に お勧めの公演は 東京 国立劇場だと
12月、大阪 国立文楽劇場だと 6月にやっている
「文楽鑑賞教室。(留学生も この教室は 分かり
やすいと言います。)
国立文楽劇場の7-8月公演に子ども向けの
「夏休み文楽劇場」もあり、これは大人も楽しめます。
大阪では「一幕見(ひとまくみ)」もあり、安く 
短い時間で観劇できます。

★大阪の文楽劇場には 大阪のオバチャンも 見に
来てくれていまして、鏡山旧錦絵で ヒロインが 
ついに 恨み重なる相手に切りつけた時 
「やった~」と叫んでくれたりして、楽しいです。

  


Posted by jtw at 21:00Comments(0)

2008年06月18日

コウノトリの子殺し/生き残りの戦略

ドイツ北東部で コウノトリが空腹の雛を巣から落としている。
旱魃に伴う餌不足のためである。
雛殺しは 進化に関する生き残り戦略として 鳥の
世界では広く行われている。

最近 ドイツ北東部で コウノトリの巣の下で傷つい
たり、死んだりしている雛が 数十も回収されている。
日照りのため カタツムリ、ミミズ、蛙などが 
少なくなり、コウノトリの餌が減り、せめて 強い雛
だけでも育てようとして、親は弱い雛を犠牲にする。
乏しい餌を 全ての雛に等分に与えれば 個々の
雛に十分な餌が回らなくなり、全ての雛が
飢え死にする危険がある。

オオバンの場合は 親が雛を突付いて殺すこと
がある。ワシ(Adler)が コウノトリよりも 気高い
(edel)わけでもない。(語呂合わせ)
鷲は強い雛が弱い雛を食べる。
ペリカンは弱いきょうだいを 強いきょうだいが
巣から突き落とす。
初期キリスト教の伝承によると ペリカンの親は
雛を自分の血で 育てることになっているが、
現実は悲惨だ。
下記サイトから:
http://www.welt.de/wissenschaft/article2115910/Kindsmord_als_Ueberlebensstrategie.html  


Posted by jtw at 16:13Comments(0)

2008年06月17日

鳥の孤児にも希望を/親を亡くした幼鳥はCDで歌を習う

イギリスの動物保護団体 RSPCAによると 
孤児になった鳥はCDで自分の種に固有の鳴き声を
習うことができる。
1日に少なくとも2回 鳥の赤ちゃんに 成鳥の
鳴き声を聞かせ その後 放鳥する。
特に雄鳥にとって さえずりは 大切だ。なぜなら 
雄は さえずりで 縄張りを守り、雌鳥は雄の
さえずりを聞いて 伴侶を選ぶから。
この調査によると CDをきいて歌を覚えるのは 
本当の親から習うのに 比べ、効果的ではない。
しかし 幼鳥にとって下手に覚えたとしても、
覚えないよりは ましである。
RSPCAは毎年約4500の幼鳥を受け入れ、
約50日間 養育し、自然に放している。
下記サイトから:
http://www.n-tv.de/Hoffnung_fuer_VogelWaisen_Hoerbuechern_helfen_Singen_lernen/160620084620/980555.html  


Posted by jtw at 15:04Comments(0)

2008年06月16日

テレビもゲームも無しの10日間/ストラスブールでの実験

Strasburgで260人の小学生が参加した実験は
先月 スランス全国民を感動させた。
4年生11歳のJordanは 以前は 毎日5時間ディスプレイの
前に座っていたが、今では 日に1時間だけ 
テレビを見たり ゲームをしたりする。お陰で頭痛は
なくなった。
3先生のScheimaは「友達と遊んだり きょうだいで
話したりするようになった」。
欧州各国から 撮影班が ストラスブールに入り、
小学生のメディア ボイコットを報道した。  


Posted by jtw at 15:47Comments(0)

2008年06月15日

権力の保持・対・人の生活/ビルマの支援組織への厳しい条件

飢餓と貧窮はミャンマーで長く続いている。やっとサイクロンの
お陰で世界の人が その苦境に注目するようになった。
世界はビルマを助けたいが 軍事政権は あっさりとは
外国の援助を受け付けない。将軍たちは貧窮を
見られたくない。
支援者は そもそも働きたいと言うなら、軍事政権に
寄付しなければならない。
百万人の国内難民は 食べるために土を掘って
根をとったり、食べられる虫を探し、毎日を戦っている。
それはもう20年前からの事なのに、世界からは
忘れられている。
特に困難なのは 少数民族のカレン人だ。イラワジ
三角州の住人の約半分はカレン族。彼らには 
今は食べる根も虫も無くなった。

強制労働・汚職・貧困について 世界は何も
知らない。軍事政権は 援助物資にも課税する。
人道上の支援は 将軍達にとって ぼろ儲けの
商売だ。軍事政権の意思に反して 緊急援助する
ことを フランスとアメリカは 考えているが、そうすると 
援助物資を積んだ飛行機が撃墜される恐れがある。

兵士の反乱は考えられない。多くの兵士は強制的
に徴兵されていて、こども兵士も多い。

ラングーンは停電しているので 歯止めのきかない
暴力が起きることを 外交官は心配している。
支援物資を積んだ車両の列を兵士が護衛する。

自然災害に政治的危機が加わっている。状況は
1988年8月8日のゼネストを 思い起こさせる。今年
その20周年にあたり、学生は地下組織を使って 
抗議行動を準備している。
多くのビルマ人と少数民族にとって 大きな希望は
アウンサンスーチーである。
下記サイトから:
http://www.tagesschau.de/ausland/birma582.html
 
  


Posted by jtw at 20:03Comments(0)