2008年06月11日

柔術は回教徒女性の自衛のためにinドイツ

柔術家の女性Gisela Hauprichsさんは ドイツに住む
イスラム教徒の女性のための自衛教室をSaarbrueckenで
12年間ひらいてきた。
彼女はスカーフをかぶり、イスラム教のゆったりした衣装を
着たまま柔術を教える。
ザールラント警察と Saarlandイスラム教区が主催している。
ザールラント州は ドイツの南東の端にあり、フランスに接する。
州都がザールブリュッケン。

男性訓練士も2人いる。イスラム教では 家族以外の
男性と 接することを 女性に禁止している。そのため
敬虔なイスラム教徒女性は こういう教室を避けてきた。
したがって 教室開催にあたって イスラム教区の理事に 
なぜ2人の男性訓練士も教えるのかについて 納得の
いく説明をする必要があった。なぜなら 男なしでは 
実際的な自衛術を 教室で再現できないからだ。
(男性指導員も 柔道着は 着ていない)。

イスラム教区は 最初 懸念していたが、結局 同意した。
家族の女性が 襲われるよりは 女性が自衛術の身に
付けた方がいいから。

他にドイツ人女性のための 自衛術教室もある。

参加者の一人は「以前は 身を守ろうをしたら、
相手はもっと凶暴になるかと 心配していたが、
自衛術を習ってからは 自分の能力が分かったし、
安心して 出歩けるようになった」と言っている。

教区の理事長は 「こんな小さいザールラント州で
自衛術教室を開けたのだから、よそでも できる」と言う。
下記サイトから:
http://www.heute.de/ZDFheute/inhalt/26/0,3672,7247994,00.html

 

  


Posted by jtw at 09:15Comments(0)