2008年06月08日

ミャンマーのサイクロン被害者の日記

Nyo Myntはサイクロンを生き延びたが すべてを失った。
数時間でサイクロンは家族を死なせ、家を吹き飛ばした。

彼女は16歳。7人の兄弟姉妹の最年長の女性。
末っ子は2歳だった。皆死んだ。一人生き残った。
Latputtaの近くの村に生まれた。

ジョイはWorld Visionという支援組織の職員で、
Nyoの居る避難所で 働いている。Nyoは 古里
Latputtaから約70キロ離れた避難所にいる。
ジョイはサイクロンの被害者の話を メモつづりに 
書きとめ 状況を分析し、構想を描くのを 仕事にしている。

Nyoの日記:
2008年5月2日(金曜)
嵐が来るとは聞いていたが、夕方までは何も起きなかった。
夕食の支度をしていたら 風が強くなり、周りは水浸しに
なったので 家族はみな 高台の教会へ向かって走った。
しかし大雨と強風と洪水で とても そこまでいけなかった。
家族は互いにココナツの綱でつなぎあって いたが、
綱も切れた。それで 母と私以外は 水に流された。
母の手を掴んでいたが、倒れてきた木にぶつかり、
母とも 離れ離れになった。私は 夜通し 木に掴まって
いた。何度も洪水が押し寄せ、私は沈みそうになった。
(続く) 
下記サイトから:
http://www.stern.de/politik/panorama/:Myanmar-Tagebuch-H%F6lle/620044.html  


Posted by jtw at 21:43Comments(0)