2008年03月06日

マリア モリネール/スペイン語辞書を一人で書いた女性

月刊誌「図書」2008年3月号に「辞書を「書いた」女性」
G.ガルシア マルケス著、田澤耕(コウ)訳 がでています。

1981年に亡くなったマリアさんは 「スペイン語実用辞典」
という重さ3キロの辞書を書いたということです。

田澤先生の 訳者注に よると:
1990年代に入るまで、西和辞典といえば 高橋正武先生が 
1958年に著したものしかなかった。スペイン語を学ぶ人、
教える人、翻訳する人が 皆 これを使っていた。
専門家や上級学習者は 西西辞典に頼ることになるが
スペインにも そう優れた辞書が あるわけでなく、そこに
現れたのが このマリアの辞書だった。スペインに現在ある
良い辞書は 多かれ 少なかれ この辞書に負うている。

★ブログ管理人の回想:
60年代に友人の お祖父さんは カナリアを輸出して、中南米
から 雀の半分ほどの大きさの色鮮やかな鳥を輸入していた。
会津藩士の孫だった そうで、苦労されたのだと思う。

ある時に おじいさんから 中南米からの手紙を読んでほしいと
頼まれた。どんな鳥で いくらで 支払い条件などだけ 分かれば
いいから と言われた。私は スペイン語はできないけれど、
学校の図書館に辞書は あるし、名詞と動詞さえ 見当をつけて
調べたら 何とか なりそうで やってみた。

その時の辞書が この高橋先生のだったんだろう。

当時 インターネットはないから 無料翻訳ソフトもないし、
faxもないから 翻訳業者に頼むのも 面倒だったんだと思う。

学校の外国語の授業でも 「読んで だいたい分かればいい」と
言ってくれたら 気分が楽になるのに、一語ずつ すべて 日本語に
置き換えないと 点を引かれるのでは、嫌になる。
逐語訳しろと 言わないでほしい。
  


Posted by jtw at 08:01Comments(0)